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ナレッジ収集・検索の「Yoomナレッジ」がTeamsと連携、会話内容からAIがナレッジを生成

2023年8月15日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Yoom(ユーム)は2023年8月15日、ナレッジ収集・管理クラウドサービス「Yoomナレッジ」にMicrosoft Teamsとの連携機能を追加したと発表した。Teams内で発生した会話から必要な情報を収集・精査し、ナレッジとして自動で蓄積する。蓄積したナレッジは「通勤交通費の上限はいくらまでですか?」といった対話形式で検索可能である。社内情報の検索や問い合わせへの対応に費やす時間を削減する。

 Yoom(ユーム)の「Yoomナレッジ」は、ナレッジ収集・管理クラウドサービスである。PDF文書やチャットツール内での会話情報など、各種データソースから社内の情報を自動的に収集する。こうして収集・集約した情報をAIが精査し、ナレッジベースに登録するコンテンツを自動生成する。

画面1:ナレッジ収集システム「Yoomナレッジ」の画面。社内から蓄積したナレッジを、対話型AIへの質問を介して入手している様子(出典:Yoom)
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 蓄積したナレッジは、「通勤交通費の上限はいくらまでですか?」といったように、米Open AIが提供するChatGPTのAPIを介して検索可能である(画面1)。その際、ナレッジに登録したデータはOpenAIやGPTのトレーニングには使わない。OpenAIにAPIを通じて送信したデータは、悪用および悪用の監視目的で最大30日間保持し、その後に削除される。

 今回、ナレッジのデータソースとして接続可能なチャットツールを拡充し、Slackに加えてMicrosoft Teamsと連携できるようにした。チャットツール以外には、テキストファイル、PDF、Office文書(Word、PowerPoint)、メモアプリ(Notion)などをデータソースとして利用する。

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ナレッジマネジメント / 文書管理 / 生成AI / ChatGPT / 対話型AI / Teams

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