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パナソニック コネクト、ソフトウェア開発にコード生成AI「GitHub Copilot」を試験導入

ほとんどの開発者が生産性向上を実感

2023年8月31日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ITシステム開発などのB2B事業を営むパナソニック コネクト(本社:東京都中央区)は、ソフトウェア開発/コーディングに生成AIを活用する検証を行った。開発者50人を対象に「GitHub Copilot for Business」を試験導入し、2023年7月10日から30日にかけて活用に取り組んだところ、ほとんどの開発者が生産性向上を実感したという。同年8月30日、ギットハブ・ジャパンが開催した説明会にパナソニック コネクト CTO(最高技術責任者)の榊原彰氏が登壇し、同社におけるソフトウェア開発の取り組みを説明した。

写真1:パナソニック コネクトの常務で最高技術責任者を務める榊原彰氏
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 2022年4月の設立以来、ITシステム開発などのB2B事業を営むパナソニック コネクト。Azure OpenAI ServiceをベースにAIアシスタント「ConnectAI」を開発し、2023年2月より全社で運用するなど、生成AIの活用を推進している(関連記事3カ月で26万利用、パナソニック コネクトが明かす自社開発AIアシスタント「ConnectAI」の運用成果)。

 そんな同社が、ソフトウェア開発/コーディングに生成AIを活用する検証を行った。同社の開発者50人を対象に「GitHub Copilot for Business」を試験導入し、2023年7月10日から30日にかけて活用に取り組んだ。

 同社CTOの榊原彰氏(写真1)は、「開発者たちの声を聞くと、ほとんどが生成AIの活用による生産性向上を実感している。このツールは1ユーザーあたり月額19ドルだが、十分な対価が得られると確信した」と説明した。

 GitHub Copilotは、GitHub上に実装したAIによるプログラミング支援機能で、AIとのペアプログラミングを実現する。生成AIとして、GPT-3の派生モデルでコードを生成可能なCodexを使う。エディタ上で自然言語でコメントなどを書くだけで、ソースコードを生成する。対話型かつリアルタイムに開発者の意図を汲んでコードをサジェストしてくれる(関連記事自然文でデータ分析を指示、ソースコードを自動生成─Copilotとしてユーザーを支援するマイクロソフトの生成AI)。

ほとんどの開発者が生産性向上を実感

 パナソニック コネクトは、GitHub Copilotを試験導入した後、開発者50人のにアンケートで使用感などを尋ね、24人から回答を得た。

 開発言語はPythonが1位で、24人中19人を占めた。このほかには、JavaScript、C#、C++などが多かった(図1)。

図1:試験導入した「GitHub Copilot」についてのアンケート結果。利用者のほとんどが生産性向上の効果を感じている(出典:パナソニック コネクト)
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 「GitHub Copilotを使用することでより生産的になった」かを尋ねた設問に対して、「とてもそう思う」(11人)、「そう思う」(12人)、「どちらでもない」(1人)という声が得られ、ほとんどが効果を感じたことが分かった。

 アンケートでは、GitHub Copilotのメリットとして、以下のようにいくつかの評価が集まった。

  • コードの補完が便利。冗長性のないコードを提案し、読みやすいコードを生成してくれる
  • コードの補完だけでなく、ドキュメントやテストコードの生成、リファクタリングなどもしてくれる。ユーザーの意図を先回りして提案するサジェスト機能により、迷う部分をサポートしてもらえる
  • コーディング中に知識を収集できる。テンプレートを探す手間が減る

●Next:アジャイル開発/内製化への取り組み

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