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プライム・ストラテジー、自社独自のChatGPT利用環境を構築するSI、カスタマイズ性を重視

システム基盤にWordPressとAI機能プラグインを利用

2023年11月1日(水)IT Leaders編集部

プライム・ストラテジーは2023年10月31日、カスタマイズ性を重視した自社独自のChatGPT利用環境を構築するSIサービスを提供開始した。ChatGPTを使いやすくするAIアプリケーションを、CMS/アプリケーション開発・実行プラットフォーム「WordPress」のプラグインとして実装している。全社でChatGPTを活用することを考慮し、ユーザーごとの課金体系ではなく月額準固定のサービスとして販売する。

 プライム・ストラテジーは、カスタマイズ性を重視した自社独自のChatGPT利用環境を構築するSIサービスを開始した。米OpenAIのChatGPTまたはAzure OpenAI Serviceを利用する(図1)。

図1:自社専用のChatGPT利用環境を構築するSIサービスの概要(出典:プライム・ストラテジー)
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 ChatGPTを使いやすくするAIアプリケーションを、CMS(コンテンツ管理システム)/アプリケーション開発・実行プラットフォーム「WordPress」のプラグインとして実装する。Meow AppsのWordPressプラグイン「AI Engine」を用いている(図2)。

図2:WordPressプラグイン「AI Engine」の機能と特徴(出典:Meow Apps)
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 ユーザーごとのニーズに沿ったカスタマイズが可能な、独立したChatGPT利用環境を提供する。管理者がテキスト化した自社データをChatGPTに連携させることが可能。要望に応じて、データの利用状況の分析機能や、入力フォームを備えた用途ごとの独自アプリケーションなどを構築できる。

 「ChatGPTの活用環境を提供するサービスでは、ChatGPTをただのツールとして利用するものが多く、自社システムとの連携機能を追加するといったユーザーごとのカスタマイズが可能なサービスが少ない」(同社)ことから、WordPressとそのプラグインを用いて、カスタマイズ性の高い利用環境の構築・提供に注力しているという。

 WordPressは、CMSだけでなく、アプリケーション開発・実行プラットフォームとしても活用されている。ユーザー認証/権限管理機能が標準で備わっており、これらを新規に構築することなくアプリケーションの開発が行えるほか、AI Engineのような各種のWordPressプラグインを活用できる。

 SIサービスの価格(税別)は、初期費用が24万円、月額12万円程度(サーバー費用とサーバー保守費用を含む、別途トークン利用料が必要)。全社でChatGPTを活用することを考慮し、ユーザーごとの課金体系ではなく月額準固定のサービスとして提供する。また、コンサルティングサービスを用意している。

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プライム・ストラテジー / ChatGPT / WordPress / 生成AI / チャットボット / CMS / SI

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