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エクサウィザーズ、地域金融機関に向けて生成AI活用の研修サービスを開始

2024年1月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

エクサウィザーズは2024年1月9日、地域金融機関向けの生成AI研修サービスを提供開始したと発表した。金融機関が自社業務や地域企業のコンサルティングに生かせるスキルを習得するための研修として、生成AIの基礎、金融機関に特化したプロンプトエンジニアリング、生成AIを活用した地域産業支援のワークショップのメニューを提供する。先行して、山口フィナンシャルグループ、横浜銀行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループが研修の一部を利用している。サービスの詳細や料金は要問い合わせ。

 エクサウィザーズは、地域金融機関向けの生成AI研修サービスを提供開始した。金融機関が自社業務や地域企業のコンサルティングに生かせるスキルを習得するための研修として、以下の3メニューを提供する。

 (1)「初心者向けの動画研修」は、生成AIの利用環境が整ってこれから使い始める金融機関の従業員が、生成AIの概要や留意事項、基本的な使い方を学ぶ動画研修。取引先とのアポイント時のメールの作成や取引先に関する情報の把握に生成AIを活用する方法などを習得する。すでに基礎知識を持つ従業員に対しても、地域企業のコンサルティングにおける情報収集や支援策の考案など、地域金融機関に特化した事例・ユースケースなどを教示する。

 (2)「プロンプトエンジニアリング基礎研修」は、生成AI利用時に入力するプロンプトを実際に記述しながら学ぶオンライン講義。地域企業の調査やコンサルティング提案作成など、地域金融機関業務に特化したプロンプトを記述するスキルを身につける。典型的な業務ケースを題材に、生成結果を確認しながらプロンプの精度を高め、プロンプトエンジニアリングの基礎を習得する。

 研修のツールとして、エクサウィザーズグループのExa Enterprise AIが提供する法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」の期間限定版を利用する(関連記事エクサウィザーズ、「exaBase 生成AI」で自社独自の情報を取り込んだ生成AI環境を構築可能に)。

 (3)「生成AIワークショッププログラム AX アイデアソン」は、地域金融機関が自社における生成AIの利用促進やユースケース探索の課題解決に役立つワークショップ。業務革新による生産性向上や顧客体験の改善、地域産業・企業支援などのアクションプランについて、生成AIの効果的な活用をワークショップ形式で学ぶ。8週間の研修期間、オンラインまたはオフラインで同社コンサルタントによるファシリテーションの下、アイデアソンの設計・運営・実施、PoC(概念検証)対象の選定などを実体験型で学ぶ。

 先行して、山口フィナンシャルグループ、横浜銀行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループが同研修サービスの一部を利用している。サービスの詳細や料金は要問い合わせ。

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