ユーザーローカルは2024年1月12日、Webブラウザベースのサービス「生成AIチェッカー」の無料公開を開始した。日本語で執筆された論文やレポートが、ChatGPTなどの生成AIによるものかを判定し、その作成可能性をパーセンテージで表示する。同社が開発した、生成AI特有の言い回し・語彙の偏りをマシンラーニング(機械学習)で検出するアルゴリズムを利用している。
ユーザーローカルの「生成AIチェッカー」は、日本語で執筆された論文やレポートが、ChatGPTなどの生成AIによるものかを判定するWebブラウザベースのサービスである。その作成可能性をパーセンテージで表示する。ユーザー登録なしに無料で利用できる(画面1)。
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生成AIが執筆した可能性を判定する仕組みとして、ユーザーローカルが開発した、生成AI特有の言い回し・語彙の偏りをマシンラーニング(機械学習)で検出するアルゴリズムを用いている(関連記事:ユーザーローカル、ChatGPTとルールベースによる「文章校正AI」を無料提供)。
「ChatGPTをはじめとする生成AIの登場によって、大量のコンテンツがAIで生成されるようになったが、生成AIには事実に基づかない情報を生成する問題がある。就活生がエントリーシートの執筆に利用したり、学生が読書感想文の宿題を書かせたりといったことを懸念する声も挙がっている」(同社)