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ダイキン工業、データ駆動型研究を支援する「ParsleyLab」を提供、Excelの記録データを分析可能な形式に変換

2024年2月22日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

空調機・化学製品メーカーのダイキン工業(本社:大阪府大阪市)は2024年2月21日、研究者向けデータ活用支援ソフトウェア「ParsleyLab(パースリーラボ)」を同年3月1日から提供すると発表した。研究者が実験データを自由なフォーマットで記録し、分析しやすい形に自動で変換するツールである。記録データを解析して製品開発およびプロセスの改善につなげるデータ駆動型の研究を支援する。研究者は分析に適した形式で研究を記録する必要がなく、データ分析担当者は前処理としてデータを整形することなく研究データや実験結果を検索できる。

 ダイキン工業の「ParsleyLab(パースリーラボ)」は、素材開発企業や研究機関における実験・試験結果などの研究データの活用を支援するソフトウェアである。研究者が実験データを自由なフォーマット(ファイル形式)で記録し、分析しやすい形に自動で変換する。記録データを解析して製品開発およびプロセスの改善につなげるデータ駆動型の研究を支援する(図1)。

図1:研究データ活用支援ツール「ParsleyLab」の概要(出典:ダイキン工業)
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 研究者は、後の分析のために適した形式で記録することを考えずに、Excelで研究記録を蓄積していける。実験の手順や結果、数値の関連付けを行える「パース」機能を備えており、研究記録を分析用データに容易に変換できる。新たに記録する項目も簡単に追加可能である。

 データサイエンティストなどのデータ分析担当者は、前処理としてデータを整形することなく研究記録の分析にあたれる。ファイル名や登録者、文書の全文などの基本情報から、必要な研究データや実験結果を検索できる。

 Excelで記録した実験項目と値の関係性から、特定の実験結果を検索でき、特定の条件下での結果やパターンを容易に抽出できる。また、合成や配合といった実験の順序を考慮しながら具体的な実験手順を調べられ、実験の再現性の確認や新規で実験計画などで有用としている。

 実験記録を、一括処理に適したJSON形式ファイルで出力する機能を備える。出力したJSONファイルに対して、外部システムからWeb APIを介してアクセス可能である。

 データ駆動型の研究では、研究データをAIやデータサイエンティストが分析しやすい形式で蓄積する必要があり、研究者は所定の形式で研究内容を記録するのが一般的である。「しかし、素材開発企業や研究機関での研究活動は多種多様で実験・試験方法も変動するため、記録項目を画一的な形式で記録することは難しい。研究の進行に伴って新たな項目の追加が必要になるなど、データ記録における柔軟性が求められていた」(ダイキン工業)。こうした背景から研究者とデータ分析担当者のニーズに応えるべく、ParsleyLabを開発したという。

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