NTTデータ イントラマートは2024年2月29日、クラウド型ローコード開発サービス「Accel-Mart Quick」に見積書をマウス操作で作成する機能を追加したと発表した。標準機能として利用でき、追加費用は発生しない。
NTTデータ イントラマートの「Accel-Mart Quick」は、クラウド型ローコード開発ツールである。プログラミングの知識を持たずとも業務のテンプレートを選んで設定することでアプリケーションを作成できる。
営業支援機能も備えており、今回、見積書の作成機能を追加した。「営業活動では見積書が必要になるが、その作成はシステム化されておらず、Excelで作成するケースが多い。また、販売管理のフロントシステムでも、見積書作成のワークフローを個別に開発することが多い」(同社)ことから新機能を提供する。
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見積書作成機能により、マウス操作で見積書を作成できる。レイアウトは、スプレッドシートのUIを用いており、Excelて作成した既存の見積書のレイアウトを流用できる。レイアウト後、見積項目を入力すれば完成で、ExcelまたはPDF形式で出力する。また、SFAシステム上に登録済みの案件・取引先情報を利用でき、入力作業を省力化することができる(画面1・2)。
今後、ワークフローシステムとの連携や、SFA画面から直接、見積書を作成する機能などを追加する予定である。