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総合リース会社の三菱HCキャピタル、全社レベルの生成AI活用プロジェクトを開始

2024年3月11日(月)IT Leaders編集部

総合リース会社の三菱HCキャピタル(本社:東京都千代田区)は2024年3月4日、従業員約2200人を対象とした全社レベルの生成AI活用プロジェクトを日立製作所と共同で開始した。営業・審査部門の与信関連業務などに生成AIを適用して生産性を高め、事業の成長を加速させる。生成AIにAzure OpenAI Serviceを採用し、環境整備やトライアル、ガイドライン作成などを実施。今後、適用範囲を段階的に拡大していく。

 三菱HCキャピタル(本社:東京都千代田区)は、2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルの合併により設立されたた総合リース会社である。同社は全社/従業員約2200人を対象とした生成AIの活用プロジェクトを日立製作所と共同で開始した。各業務に生成AIを適用して生産性を高め、事業の成長を加速させるとしている(図1)。

図1:三菱HCキャピタルが取り組む、生成AI利用プロジェクトの概要(出典:三菱HCキャピタル、日立製作所)

 生成AIにAzure OpenAI Serviceを採用し、まずは環境整備やトライアル、ガイドライン作成などを実施した。トライアルは2024年1月から行い、結果をフィードバックしながら生成AIシステムの利用環境を構築し、本運用を開始している。

 利用ガイドラインは、安全かつ効果的に生成AIを活用できるように、三菱HCキャピタルの社内規定や法的要件などを基に作成。日立が社内で運用しているガイドラインなどからノウハウを提供している。

 環境整備と並行し、生成AI活用による価値創出の最大化に向けた中長期的なロードマップを検討。ニーズをヒアリングし、全業務共通の文章要約、文書アウトライン作成補助、翻訳、ヘルプデスク対応、営業・審査部門の与信関連業務支援などユースケースを具体化している。そのうえで、ユースケースごとの期待効果、入力データ、難易度などを踏まえ、優先的に取り組む対象を整理した。

 次の計画として、ユースケースの業務データを取り込んだナレッジデータベースを構築する。マニュアルなどの社内文書を基にした要約作成や社内データの検索を容易に行えるようにし、営業・審査業務などの効率化を図る。今後、適用範囲を段階的に拡大していく。将来的にはAPI連携によって社外サービスの情報を取得するなど、業務間連携の強化を目指すとしている。

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