[新製品・サービス]
サーバー設定仕様書を自動生成する「SSD-assistance」、Hyper-Vの設定を出力可能に
2024年3月11日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
セイ・テクノロジーズは2024年3月11日、サーバー設定仕様書の自動生成サービス「SSD-assistance」で、「Hyper-V設定仕様書」を出力できるようにした。Hyper-Vホストや仮想マシンの設定情報を出力する。
セイ・テクノロジーズの「SSD-assistance」は、サーバーの設定内容を記した仕様書を自動生成するクラウドサービスである。WindowsサーバーやLinuxサーバーの設定仕様書を出力する(関連記事:サーバー設定仕様書を自動生成する「SSD-assistance」、フォルダのアクセス権一覧レポートを出力可能に)。
Windowsの場合は、専用コマンドからOSの設定内容を調べてファイルに記録する。Linuxの場合は、Windows上でリモート情報収集ツールを実行し、対象のOSへのSSH接続によってファイルに記録する。こうして生成されたファイルをクラウドにアップロードすると、設定仕様書がメールで送られてくる仕組みである。
今回、設定仕様書を作成できる仮想サーバー環境を拡充した。これまではパプリッククラウドのAWS環境(Amazon EC2/S3/VPC)と、サーバー仮想化ソフトウェアのVMware ESXi環境(VMware ESXiホストと、ホスト上の仮想マシン)が対象だった。新たに、Hyper-V環境(Hyper-Vホストと、ホスト上の仮想マシン)を対象に加えた。
Hyper-Vの設定仕様書として、ホスト、仮想マシン、仮想スイッチ、Hyper-Vに関連するWindowsサービスの情報を出力する(図1)。

拡大画像表示