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NEC、RPA新版「NEC Software Robot Solution Ver1.5.2」、必要な機能を外部ライブラリから追加
2024年5月24日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NECは2024年5月24日、RPAソフトウェア新版「NEC Software Robot Solution Ver1.5.2」を提供開始した。新版では、「Boxへのファイルアップロード」など、自動化処理のための操作部品(コマンド)を外部ライブラリ化し、必要なコマンドをダウンロードして自動化処理に組み込める。価格(税別)は月額12万円から。
NECの「NEC Software Robot Solution」は、マウスとキーボードの操作や、ファイル/Webブラウザ/Excelなどの操作を代行するRPAソフトウェアである。「ダブルクリック(位置を指定)」などの操作内容を操作部品(コマンド)として用意しており、これらコマンドを組み合わせることで一連の処理を定義する。
画面1:自動化処理コマンドを追加する「ライブラリ」機能のイメージ(出典:NEC)拡大画像表示
新版では、自動化処理のためのコマンドを拡張する仕組みとして「ライブラリ」機能を備えている。標準で用意しているコマンド群だけでなく、外部ライブラリとしてNECが公開するコマンド群の中から、必要なコマンドをダウンロードして利用できる(画面1)。
ライブラリ経由で入手するコマンドとして、まず、クラウドストレージ「Box」を操作するコマンドを提供する。同コマンドは、BoxのAPIを利用してBoxを操作する。WebブラウザでBoxのファイルやフォルダを表示して画像認識させたり、Box Driveなどのツールでローカルドライブとしてアクセスしたりといった煩雑な手順を付加することなく、容易にBoxの操作を自動化できる。
新版では標準コマンドも拡充し、ファイルアーカイバ「ZIP」を操作するコマンド(指定したフォルダをアーカイブ/展開、暗号化パスワードの生成)などを備えている。
価格(税別)は、ロボットの作成と実行の両方が可能なライセンスが月額12万円から、実行専用ライセンスが月額4万円から。
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