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C-RISE、Webブラウザ操作を自動化する「クラウドBOT」にSFTPとWindowsファイル共有を追加

2025年8月6日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

C-RISEは2025年8月6日、RPAクラウドサービス「クラウドBOT」において、ファイル転送を実現する拡張機能「SFTPクライアント」および「Windowsファイル共有クライアント」の提供を開始した。料金(税別)はLiteプラン(同時3台実行、月8時間まで、ストレージ10GB)が月額5000円など。

 C-RISEの「クラウドBOT」は、ユーザーのWebブラウザ操作をソフトウェアロボット化して、これをクラウド上で自動実行するサービスである。Web APIを用意していないWebシステムへのリクエストも自動で実行可能である(関連記事C-RISE、Webブラウザ操作を自動化する「クラウドBOT」を強化、CSV/Excelファイルを編集可能に)。

 作成したソフトウェアロボットは、クラウド上の仮想Webブラウザで実行する。ユーザー側にはロボットの実行環境が不要である。ロボットの作成も手元のWebブラウザから行える。また、オンプレミスのWebシステムをクラウドBOTから操作するための、オンプレミス側に用意する中継ソフトウェア「Cloud BOT Agent」を用意している。

図1:クラウド型RPAサービス「クラウドBOT」に追加したファイル転送機能の概要(出典:C-RISE)
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 今回、ローカル環境のファイルにアクセスする2つの機能「SFTPクライアント」と「Windowsファイル共有クライアント」を追加した(図1)。

 SFTPクライアントは、任意のSFTP(SSH File Transfer Protocol)サーバーとの間でファイルを送受信する機能で、これらをロボットで自動化する。SFTPサーバーの特定ディレクトリに出力したデータを自動取得したり、他サービスから取得したファイルをSFTPサーバーに転送するシナリオを実装できる(図2)。

図2:SFTPサーバーから取得したログデータを、データ分析系のSaaSに定期的にアップロードする作業を自動化する例(出典:C-RISE)
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 Windowsファイル共有クライアントは、PCやWindowsファイルサーバーの共有フォルダに対してファイルを送受信する機能である。フォルダからの取得やフォルダへのアップロードをロボットによって自動化可能である。

 両機能とも、Cloud BOT Agentと組み合わせることで、ローカル環境のPCやサーバーとの間でファイルを送受信可能である。

 クラウドBOTの料金(税別)は、Liteプラン(同時3台実行、月8時間まで、ストレージ10GB)が月額5000円など。

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