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社内データから新規ビジネスの可能性を一覧化/評価する「データマネタイゼーション」─クニエ

2024年6月19日(水)IT Leaders編集部

クニエは2024年6月17日、コンサルティングサービス「データマネタイゼーション・アイデア抽出サービス」を提供開始した。企業の保有データから新規ビジネスの可能性を抽出・一覧化し、事業化の可能性を評価して、有望なアイデアの選定を支援する。期間は1.5カ月からで、料金(税別)は500万円から。

 クニエの「データマネタイゼーション・アイデア抽出サービス」は、企業の保有データから新規ビジネスの可能性を一覧化・評価し、有望なアイデアの選定を支援するコンサルティングサービスである。データから新規サービスを考案するデータマネタイゼーションに取り組み、新たな収益源の創出を目指す企業に向けて提供する。

図1:「データマネタイゼーション・アイデア抽出サービス」の概要(出典:クニエ)
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 同サービスは、データマネタイゼーションの最初期である「アイデア抽出」フェーズにフォーカスしている。網羅的に抽出した案の整理から有望なアイデアを選定することで、以降の検証/構築フェーズにおいて手戻りが発生しないようにし、早期の事業化につなげる(図1)。

 「データマネタイゼーションに取り組む企業の多くが、最初期のアイデア抽出フェーズにおいて、思いつきの発想にとどまったり、ターゲット顧客と業界に関する知識と課題が分からなかったりする。これらが事業化のボトルネックとなっている」(クニエ)

 クニエの知見や実績、先行利用企業からのフィードバックを集約し、データマネタイゼーションのアイデア抽出に特化したサービスとして体系化している。以下の3ステップから、短期間で事業化の可能性を見極められるように支援する。

ステップ1:データアセットの整理

 企業が保有するデータを洗い出し、データが持つ価値を定義する。

ステップ2:網羅的なアイデアの抽出

 データ生成元となる既存事業のステークホルダーや顧客の事業計画などの観点から、ターゲットとなる顧客を網羅的に抽出。そのうえで、主要業務やKSF(重要成功要因)を整理し、データが持つ価値と掛け合わせてデータマネタイゼーションのアイデアを創出する。

ステップ3:アイデアの評価・選定

 マネタイズの可能性・実現性を評価する。以降のフェーズで実際に事業化の検討に進む有望なアイデアを選定し、概略の企画書を作成する。

 サービス期間は1.5カ月からで、料金(税別)は500万円から(対象データなどの条件によって個別見積り)。ターゲットとなる業種として、IoT関連製造、医療・ヘルスケア、販売情報/位置情報マーケティング、コングロマリットなどを挙げている。 

 クニエは、データマネタイゼーション推進の第2フェーズ「顧客検証」のための、顧客に実際のデータを示して価値を検証する方法論を開発中である。具体的には、Google CloudのBIツール「Looker」を活用し、短期間でMVP(Minimum Viable Product:顧客に価値を提供できる最小限のプロダクト)を構築し、顧客からフィードバックを受ける仕組みを用いるという。

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