BIPROGYは2024年10月2日、「Microsoft 365 Copilot向け支援サービス」を提供開始した。ユーザーの業務内容や課題、目標に応じて、生成AIサービス「Microsoft 365 Copilot」の日常業務での活用をサポートする。ワークショップやハンズオンなど5つのサービスで構成する。
BIPROGYの「Microsoft 365 Copilot向け支援サービス」は、エンドユーザーの日常業務での生成AI活用を支援するサービスである。個々の業務内容や課題、目標に応じて、日本マイクロソフトの生成AIサービス「Microsoft 365 Copilot」の活用をサポートする。
Microsoft 365 Copilotは、Word、ExcelやTeamsなどのMicrosoft 365アプリケーション上で利用できる、生成AIによるアシスタント機能である。BIPROGYは、「現状では機能や活用方法の理解が進んでおらず、十分に効果を発揮できていない。前提としてMicrosoft 365自体の知識も必要になる」とユーザー側の課題を指摘している。
BIPROGYの既存サービスに、Microsoft 365の検討から導入、構築、活用をワンストップでサポートする「Microsoft 365向けエンタープライズサービス」がある。その提供で培った知識・経験を基に、Microsoft 365 Copilot向け支援サービスを提供する。図1に示す5つのサービスで構成する。
図1:「Microsoft 365 Copilot向け支援サービス」の概要(出典:BIPROGY)拡大画像表示
- ワークショップサービス:Microsoft 365 Copilotや生成AIについて、「知りたい」「実際の動きを見てみたい」「利用シーンを相談したい」というユーザーのためのワークショップを開催する。Microsoft 365アプリケーションごとの活用方法や利用シーンを想定したプロンプト(質問文)を紹介するほか、検証環境で実際の動作を確認しながら、効果的な活用に向けた意見交換を行う。
- スタートアップサービス:Microsoft 365 Copilotの「導入時に気をつけるべきことを知りたい」「初期設定を支援してほしい」「推進方針を相談したい」といった情報システム管理者のための初期設定サポートと、対面形式でのハンズオンを実施する。ハンズオンセミナーでは、各アプリケーションでの操作に加え、“過剰共有”の実例、ログ取得など、管理者にとっての留意点、リスク回避策を体験型で学ぶ。その後、1~2週間の中で行うアフターフォローミーティングで導入後の課題を聞き、サポートする。
- ハンズオンサービス:生成AIの基礎知識と、Microsoft 365 Copilotの「使い方を知りたい」「ユースケースを知りたい」「プロンプトを実際に実行しながら相談したい」というエンドユーザーのためのハンズオンを管理者に代わって実施する。
- 展開支援サービス:Microsoft 365 Copilotの活用推進にあたっての「コンテンツ作成を支援してほしい」「社内業務のためのプロンプト検討を支援してほしい」といった要望に対して、組織内へのスムーズな展開やエンドユーザーの活用促進をサポートする。
- 活用アドバイザリーサービス:Microsoft 365 Copilotの「ユースケースやプロンプトについて相談したい」「活用を推進する中での課題を相談したい」という要望に対して、アドバイス、意見交換の場を定期的に開催する。
BIPROGY / Microsoft 365 / Microsoft Copilot / 生成AI / SI / 教育プログラム / Microsoft
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