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電通総研、ローコード開発ツール新版「iPLAss Ver.4.0」をリリース、Java 21に対応

2024年10月7日(月)IT Leaders編集部

電通総研は2024年10月4日、ローコード開発基盤の新版「iPLAss Ver.4.0」を提供開始した。システムの開発効率とセキュリティの向上を支援する。新版では、現行のJava標準仕様(Java 21/Jakarta EE 10)に対応し、簡潔で読みやすく、保守性にすぐれた効率的なプログラムコードを記述できるようになった。

 電通総研(2024年1月に電通国際情報サービスから社名変更)の「iPLAss(アイプラス)」は、汎用的な機能をフレームワーク/モジュール形式で提供する、Javaベースのローコード開発プラットフォームである。専門的なプログラミングの知識がなくても、高速・アジャイルな開発が可能で、開発期間の短縮や開発コストの削減を支援する(図1)。

図1:Javaベースのローコード開発プラットフォーム「iPLAss Ver.4.0」の概念図(出典:電通総研)
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 オンプレミス版とクラウド版の「iPLAss Cloud」を提供するほか、幅広い技術者が利用できるよう、AGPL v3ライセンス準拠のオープンソース版も用意している。iPLAss Cloudでは、Webブラウザ上でGUIによる設定を行って、開発・稼働環境を構築できる。CPU/ストレージなどのインフラリソースの増減や、システム構成の変更をGUIから柔軟に行える。

 新版のVer.4.0では、現行のJava標準仕様(Java 21/Jakarta EE 10)に対応し、簡潔で読みやすく、保守性にすぐれた効率的なプログラムコードを記述できるようになった。iPLAss上のJavaプログラムで「仮想スレッド」などを活用することにより、大規模なデータ処理や大量の同時アクセスを伴うシステムの性能を高めるとしている。

 セキュリティ面では、現行のJava標準仕様と、現行版のオープンソースソフトウェアライブラリを採用することで、長期間のサポートと継続的なセキュリティパッチの提供が可能になった。

 UI面では、ノーコード/ローコードによる自動生成画面において、グーグルのマテリアルデザイン「Material 3」を採用したほか、PCやモバイル、タブレットなど各種デバイスでの表示の最適化、アクセシビリティの強化、ライトモード/ダークモードへの対応を図っている。

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