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「exaBase 生成AI for セールス」、営業スキル/アポ獲得率向上につながるプロンプトを提供

2024年10月17日(木)IT Leaders編集部

エクサウィザーズと同社子会社のExa Enterprise AIは2024年10月16日、営業・販売業務に特化した対話型生成AIサービス「exaBase 生成AI for セールス」を提供開始した。営業担当者のスキル向上やアポイント獲得率向上につながるプロンプトを提供する。同社営業担当者の業務時間を月間約20%削減した知見を反映したとしている。

 Exa Enterprise AIの「exaBase 生成AI」は、法人向けの対話型生成AIサービスである。生成AI/大規模言語モデル(LLM)にはAzure OpenAI ServiceのChatGPT/GPT各エディションなどを利用する。社内データをナレッジにして回答を生成するRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)構成に対応している(関連記事「exaBase 生成AI」で複数のLLMを選択可能に、LLM間のプロンプト移行技術を提供予定)。

画面1:「exaBase 生成AI for セールス」の画面イメージ(出典:エクサウィザーズ)
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 今回、営業・販売業務に特化した「exaBase 生成AI for セールス」を提供開始した(画面1)。テンプレートに3つの項目を入力することで、商談時のロールプレイングをテキストベースに実施するなど、営業担当のスキル向上やアポイント獲得率向上につながるプロンプトを提供する。今後、顧客のフィードバックを基にプロンプトを開発し、有料で提供する予定である。

 開発にあたっては、同社営業部門の知見を反映したという。同部門は、顧客からのフィードバックと自社の営業ノウハウを基に、だれにでもすぐに使えるプロンプトを作成・活用してきた。この結果、営業担当1人当たりの業務時間を月間約20%削減したという。「新規商談数や顧客と向き合う時間が増え、インサイドセールスにおいては、平均荷電接続率が約22%のところ45%を超える結果を出し、受注率が向上した」(同社)。

 特定用途に特化したサービスとして、小売業向けの「exaBase 生成AI for 店舗」などかある。店舗向けでは、クレーム対応や外国人顧客への多言語対応など、店舗業務の改善に直結するプロンプトを用意している。(関連記事「exaBase 生成AI for 店舗」、クレーム対応や多言語対応など店舗業務向けのプロンプトを用意)。

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