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三菱重工、直接材の調達・購買管理システムを刷新、データをリアルタイムに活用可能に

2024年10月21日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三菱重工業(本社:東京都千代田区)は、グループ共通の直接材調達・購買管理システムを刷新し、2024年9月に稼働開始した。BIPROGYの製造業向け調達・購買アプリケーション「eBuyerBrains」を採用した。購入要求、見積、発注、検収のプロセスを効率化したほか、業務を通じて蓄積するデータをリアルタイムに活用する仕組みを整え、原材料や部品の調達に関する意思決定を迅速化する。BIPROGYが2024年10月18日に発表した。

 三菱重工グループは、リアルタイム経営のコンセプトの下、基幹業務システムの高度化を進めている。取り組みの一環として、2024年9月に直接材(原材料や部品など生産に直接必要な材料)を対象とした調達・購買管理システムを刷新した。

 これまで、直接材の調達・購買管理にERPシステムを利用していた。しかし、意思決定の迅速化にあたって、購買データの分析や調達関連情報の可視化に課題があったという。

 そこで、直接材を対象とした全社共通の調達・購買管理システムの新規構築に着手。BIPROGYの調達・購買アプリケーション「eBuyerBrains」を採用した。BIPROGYは、「直接材の支出額はメーカーの支出費用の多くを占めており、適正化によるコスト削減効果は大きい。しかし、間接材と異なり、直接材を対象とした調達・購買管理アプリケーションは少ない」(BIPROGY)ことから同アプリケーションを提供している。

 導入効果として、購入要求、見積、発注、検収の業務プロセスを効率化。さらに、業務を通じて蓄積するデータをリアルタイムに活用できるようにし、調達の分析やサプライヤーの管理が容易になったという。

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