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TIS、AWSのサーバーレス/コンテナ環境を活用したクラウド移行支援、標準納期2カ月で250万円から

2024年12月27日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISは2024年12月24日、クラウド移行SIサービス「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」を提供開始した。TISが提供しているクラウド移行支援サービス群に追加した新メニューで、移行先システムの構築にクラウドネイティブ技術を積極的に活用する。納期と料金は要件によって変動し、標準納期は2カ月から、参考料金(税別)は250万円から。

 TISの「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」は、クラウドへの移行を支援するSIサービスである。

 TISは移行手段に応じて複数のサービスメニューを用意しており、新サービスはクラウドネイティブ技術を活用して移行先システムを構築する。納期と料金は要件によって変動し、標準納期は2カ月から、参考料金(税別)は250万円から(図1)。

図1:クラウド移行支援サービス「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」の概要(出典:TIS)
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 AWSジャパンのクラウド移行支援プログラム「ITトランスフォーメーションパッケージ2023ファミリー」に準拠したサービス構成の下、TISのサービスを組み合わせてパッケージ化している。「AWS Well-Architectedフレームワーク」を利用してアセスメントを実施し、要件に合わせてサーバーレス/コンテナ技術を用いた環境を構築する。

 提供するサービスの内容は以下のとおり。移行対象となる業務の検討から、移行実現性の評価、移行準備、構築、移行、運用までを段階的に支援する。構築後は、運用管理の自動化や内製化に向けた教育を実施する。

  1. 検討フェーズ:ビジネス価値・対象業務を定義
    • ビジネス戦略・IT 戦略・課題の整理
    • 現行システム特性分析
    • モダナイゼーション対象システムの選定と方針作成
    • 移行ロードマップの策定支援
  2. 評価フェーズ:クラウドネイティブ実現可能性を評価
    • 特定業務システム/データ基盤システムのアーキテクチャ検討支援
    • モダナイゼーション時の経済価値試算
    • クラウド導入フレームワークに基づく現状評価と推奨アクション提案
    • AWS Well-Architectedフレームワークを活用した評価
  3. 準備/構築/移行/運用フェーズ:計画立案・推進と導入支援
    • モダナイゼーションに対応したシステムのプロトタイプ開発
    • モダナイゼーションアプリケーション開発支援
    • モダナイゼーション推進支援
    • 自動化ツール/可視化ツール導入支援
    • サーバーレス・コンテナ構築支援
    • 運用基盤サービス
  4. 最適化フェーズ:コストの最適化
    • モダナイゼーション完了後のコスト最適化を支援
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TIS / AWS / クラウド移行 / サーバーレス / コンテナ / SI

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