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Sansan、契約業務クラウド「Contract One」に新旧契約書の差分を比較する新機能

2025年2月21日(金)IT Leaders編集部

Sansanは2025年2月20日、契約業務クラウドサービス「Contract One」に「文書比較機能」を追加したと発表した。契約更新などで新たな契約書を作成する際に、新旧文書の差分を自動検出して表示する。比較結果はダウンロード可能で、関係者との共有や変更点の記録に活用できる。

 Sansanの「Contract One(コントラクトワン)」は、契約書の形式(紙の契約書、電子契約書など)を問わず、契約業務がオンライン上で完結するクラウドサービスである(関連記事契約業務クラウド「Contract One」、納品日や支払期日など契約で定めた期日にアラートメールを通知)。

 紙の契約書をクラウド上で受領し、AI-OCR(光学文字認識)でデータ化して電子的に保存する。紙の契約書を締結する場合は、Contract Oneが押印・印刷・製本、発送を代行する。また、主要な電子契約サービスと連携し、企業における電子契約を管理する。

画面1:新旧契約書の差分を比較する「文書比較機能」のイメージ(出典:Sansan)
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 今回、「文書比較機能」を追加した。契約更新などで新たな契約書を作成する際に、新旧文書の差分を自動検出し、分かりやすく表示する。比較結果はダウンロード可能で、関係者との共有や変更点の記録に活用できる(画面1)。

 Contract Oneでは、1つの契約で利用できるアカウント数に制限がないため、法務担当者以外の社員でも必要に応じて契約書を直接確認できる。事業部の担当者が変更箇所を把握しながら調整を行えるので、審査に関する法務部と事業部のやりとりを減らすことができる。

 「契約締結の際には、契約内容におけるリスクの有無を審査するうえで、変更箇所を正確に把握することが求められる。特に契約更新時には、新旧の契約書と突き合わせて比較する必要があるが、その作業の準備や目視での比較などが負担となっていた」(Sansan)ことから、新機能の提供に至ったという。

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