[新製品・サービス]
富士通、オフコンのモダナイゼーションサービスを体系化、オフコン運用支援は2030年度に終了
2025年3月24日(月)IT Leaders編集部
富士通は2025年3月21日、オフコンで稼働しているレガシーシステムをオープン環境にモダナイゼーションする製品・サービス群を体系化したと発表した。既存のサービス群に加えて、アドバイザリーサービスと資産分析・可視化サービスを追加し、2025年4月から順次提供を開始する。
富士通は、1984年にオフコン(オフィスコンピュータ)「FACOM Kシリーズ」(写真1)の国内提供を開始して以来、販売管理や生産管理、在庫管理や財務管理などのオフコンシステムの構築や運用保守を支援してきた。
写真1:オフィスコンピュータ「FACOM Kシリーズ」のワークステーション「FACOM K-10」(出典:富士通)「しかし、オフコンシステムはデジタル化やAI/データ活用、ビジネスモデル変革などを阻害する要因になっている。アプリケーションやデータの老朽化、度重なる改修に伴うシステムの複雑化やブラックボックス化が進み、制度改正や法令準拠、ビジネスプロセスの変更に伴うシステム改修負荷が大きな課題になっている」(富士通)。
富士通は、こうした課題の解決に向けて、オフコンのシステム資産のモダナイゼーションサービスを体系化し、新たなサービスを加えて提供する。
まずは2025年4月に、適切な手法・技術を用いてオフコンをオープンシステムに刷新する構想策定を専門エンジニアが支援するアドバイザリーサービスを提供する。富士通の「モダナイゼーションマイスター」がオフコンシステムから最適な手法や技術を用いて、どのようにオープンシステムにモダナイズすべきか、構想への提言や検討への助言を通じて支援する(図1)。
図1:オフコン向けモダナイゼーションサービスのオファリング体系(出典:富士通)拡大画像表示
続いて、2025年度第1四半期中に、現行システムのアプリケーション構造や仕様を可視化する「資産分析・可視化サービス for アプリケーション資産」と、アプリケーション資産から設計書を生成する「設計書リバースサービス for アプリケーション資産」を提供する。
サービスの拡充により、オフコンシステムの資産分析から、標準機能に業務を合わせるアプローチ(Fit to Standard)による汎用的な業務パッケージ製品への移行、既存のCOBOLアプリケーション資産の変換、SaaSを組み合わせた再構築などをトータルに提案していく。
なお、オフコンシステム環境を富士通のデータセンターで運用する「Cloud Service for オフコン」については、同サービスを提供するエフサステクノロジーズが、同サービスの販売を2025年度に、サービス提供を2030年度に終了する。図2はエフサステクノロジーズが公開した今後のサービスロードマップである。
図2:オフコンシステム環境を富士通のデータセンターで運用する「Cloud Service for オフコン」のサービス終了までのロードマップ(出典:エフサステクノロジーズ)拡大画像表示
富士通 / オフコン / レガシーマイグレーション / モダナイゼーション / SI
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