アフラック(本社:東京都新宿区)は、保険販売の営業活動において自律型AIエージェント(SalesforceのAgentforce)を稼働させた。業務を効率化し、営業力を強化することが狙い。セールスフォース・ジャパンが2025年4月9日に発表した。
アフラックは現在、Salesforceの業務アプリケーション群を利用している。生成AIも活用している。今回新たに、自律型AIエージェント「Agentforce for Service」を導入した(関連記事:セールスフォース、AIエージェント新版「Agentforce 2.0」で外部API連携や文書検索を強化)。
Agentforceは、Salesforce上で動作するAIエージェンである。用途に合わせたスキルを持つ各種エージェントを最初から揃えており、営業やマーケティングなどSalesforceサービスの各領域におけるタスクを自律的に処理する。
アフラックが稼働させたAIエージェントは、「従来のチャットボットやCopilot(AIアシスタント)と異なり、状況を自律的に判断してアクションを実行する。より複雑なステップのタスクを、高い精度で処理できる」(セールスフォース・ジャパン)としている。
アフラックは将来的に、営業活動の最初から最後までの広い範囲を、AIエージェントに処理させる。これにより、より多くの業務効率化と顧客体験向上を目指す。