日本マイクロソフトは2025年4月16日、Microsoft Azureの西日本リージョンで可用性ゾーン(AZ: Availability Zones)を提供開始した。西日本リージョン内の複数の可用性ゾーンにシステムを配置するマルチAZ構成をとることで、1つの可用性ゾーンが停止しても別の可用性ゾーンで事業を継続できる。これまで東日本リージョンでは可用性ゾーンを提供していたが、西日本リージョンでは提供していなかった。
日本マイクロソフトは、パブリッククラウド「Microsoft Azure」の西日本リージョンにおいて可用性ゾーン(AZ:Availability Zones)を提供開始した。西日本リージョン内の複数の可用性ゾーンにシステムを配置するマルチAZ構成をとることで、1つの可用性ゾーンが停止しても別の可用性ゾーンで事業を継続できるようになった。
図1:Azure可用性ゾーンの概要。リージョン内にある、物理的に独立したデータセンター群を指す(出典:日本マイクロソフト)拡大画像表示
AZとは、Azureデータセンターのリージョン内の、物理的に独立したゾーンのこと。個々のAZは、独立した電力、冷却、ネットワークインフラを備えており、あるAZで発生したシステム障害が別のAZには及ばないようになっている。AZとAZの距離は通常100km以内(標準的には数km)で相互に接続している(図1)。
日本では、Azureの東日本リージョン(東京都、埼玉県)で3つのAZを提供していたが、西日本リージョン(大阪)では提供していなかった。西日本リージョンでのAZ提供に先立つ2023年2月、マイクロソフトは西日本に複数の新しいデータセンターを設立してAZのための基盤を整備している。
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