[新製品・サービス]
Dataiku、AI/ML基盤にAIエージェント開発/管理機能を追加
2025年5月23日(金)愛甲 峻(IT Leaders編集部)
AI/マシンラーニングプラットフォームを提供する米Dataikuは、中核製品「The Universal AI Plaform」にAIエージェント開発・管理機能を追加したと発表した。ビジネスユーザーとデータアナリスト/サイエンティストの双方が使える開発環境や複数エージェントの一元管理、出力結果や性能の継続的な監視を特徴とする。日本法人のDataiku Japanは2025年5月14日に開いた説明会で、新機能や拡充の狙い、プラットフォームの特徴を説明した。
米Dataiku(データイク)は2013年に仏パリで設立され、現在は米ニューヨークに本社を置く。2018年より”Everyday AI”をビジョンに、AIを日々のビジネスに浸透させることを掲げて取り組んでいる。
同社のAI/マシンラーニングプラットフォーム「The Universal AI Plaform」は、データパイプラインの設計やデータの前処理、AIモデルの構築・管理、データ分析や可視化などをノーコードとコードベースの両方で実行できる(関連記事:三菱総研DCS、AI/ML基盤「Dataiku」を販売、導入からデータ駆動型ビジネスの定着まで支援)。
同製品にAIエージェント開発・管理機能が加わった。幅広いユーザーによるエージェントの開発やエージェント群の継続的な監視や制御を支援する(図1)。
Dataiku Japanは、機能拡充の背景にある、AIエージェントをめぐる課題について言及した。多くの組織ではエージェントの利用者であるビジネス部門と、開発者であるデータ・AI専門チームが分かれているため、機能が限定的であったり、実際の業務利用に耐えずクラッシュしてしまうことがあるという。
図1:The Universal AI Platformにおける機能拡充の全体像(出典:Dataiku Japan)拡大画像表示
不正確な出力やモデルの性能低下に対処するために、エージェントの継続的な監視も課題になる。特に、複数エージェントが連携する環境下でエラーが積み重なり、連鎖的な障害につながるケースも想定される。ハルシネーションに対処し、結果の信頼性を担保するには、エージェントの挙動を可視化したり、一元的にコントロールする仕組みが求められる。
●Next:ノーコード/フルコードのエージェント開発環境を提供
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