[事例ニュース]
気象庁、ベアメタルクラウド「高火力 PHY」をさくらインターネットから25億5000万円で調達、台風の進路予測精度を向上
2025年6月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
気象庁は、台風の進路予測精度の向上に向けてGPUベアメタルサーバーのクラウドサービスをさくらインターネットに発注した。ベアメタル型GPUクラウドサービス「高火力 PHY」を提供する。一般競争入札を経た落札額(税別)は25億5743万7426円で、クラウドサービスの提供期間は2026年1月30日~2030年3月31日の5年間。さくらインターネットが2025年6月25日に発表した。
気象庁は、台風の進路予測精度の向上に向けてGPUベアメタルサーバーのクラウドサービスをさくらインターネットから調達する。
契約件名は「ハイパフォーマンス・コンピューティング・クラウドサービスの提供」。総合評価方式の一般競争入札を経て、2025年5月13日に入札・落札した。落札額(税別)は25億5743万7426円。クラウドサービスの提供期間は、2026年1月30日~2030年3月31日の5年間となる。
写真1:ベアメタルクラウド「高火力 PHY」を提供するラックシステムの外観(出典:さくらインターネット)拡大画像表示
さくらインターネットが気象庁に提供するのは、GPUベアメタルサーバークラウドサービス「高火力 PHY」(写真1)。NVIDIA H100 GPUを8基搭載したサーバーマシンをas a Service型で利用可能なコンピュートサービスである(関連記事:さくらインターネット、生成AIのニーズに向けてNVIDIA H100 GPUのベアメタルクラウド「高火力 PHY」を発表)。
気象庁は、「2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」で示したビジョンに基づき、台風防災のための数日先予測の高精度化を重点目標の1つとして掲げている。さくらインターネットは、高火力 PHYの提供により、同目標の達成を支援するとしている。
気象庁は、気象予測のための計算資源を整備している。2023年3月に「線状降水帯予測スーパーコンピュータ」が稼働開始。2024年3月には台風や集中豪雨などを予測するスパコンを刷新している(関連記事:気象庁、線状降水帯の発生を予測するスパコンが2023年3月に稼働、「富岳」の技術を活用/気象庁、台風や集中豪雨などを予測する新スパコンが2024年3月に稼働)。
気象庁 / さくらインターネット / HPC / GPU / IaaS / 気象 / 官公庁 / NVIDIA / スーパーコンピュータ / ベアメタル
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