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事業企画書とプロトタイプを1日半で作成する「生成AI活用事業創造ワークショップ」─TIS

2025年9月5日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

TISは2025年9月5日、事業コンサルティング/ワークショッププログラム「生成AI活用事業創造ワークショップ」を提供開始した。生成AIを活用して、事業企画書とプロトタイプを1.5日間で作成できることをうたう。TISのアイデア検討アプリケーションを使い、具体的な事業アイデアを創出して事業企画書に落とし込み、実際に動作するプロトタイプを作成する。参考料金(税別)は10グループまでで250万円から。

 TISの「生成AI活用事業創造ワークショップ」は、生成AIを活用して、新規事業企画書と、動作するプロトタイプを、経営層の投資判断に足る成果物として作成する事業コンサルティング/ワークショップである(図1)。

図1:「生成AI活用事業創造ワークショップ」の提供イメージ(出典:TIS)
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 TISが開発したアイデア検討アプリケーション/生成AIプロンプト集を使い、1.5日間で作成できることをうたう。課題整理・市場分析・機能設計・画面フロー作成などを支援する仕組みを合わせて提供することで、アプリやシステムの開発経験がなくても、実際に動作するプロトタイプを作成できるとしている。

 アイデアの立案から関係者のピックアップ、マネタイズの設計まで、新規事業開発に必要な知識・スキルを段階的に習得するためのプログラム/カリキュラムを提供する(表1)。参加者のレベルや業界を問わず、未経験者の研修にも活用可能という。

 トライアル事例として、大手鉄道会社の現場職員15人(5グループ)がワークショップに参加。全グループが数十個のアイデアを創出し、社内公募の応募まで発展し、現在3グループのアイデアが検討継続中だという。

 「従来の事業開発系のワークショップは、事業モデルの構築や企画書の作成に重点を置く傾向があり、アイデアの具体化が弱い。課題の検証や実際に形にするプロトタイプなど、より実践的なアプローチが必要になっている」(TIS)。

表1:「生成AI活用事業創造ワークショップ」のカリキュラム(出典:TIS)
テーマ 内容
1 新規事業のコツやポイントの紹介

事業開発を進める上で押さえるべきポイント
事業開発の流れ
事例紹介

2 生成AIを活用したアイデアの創出

生成AIを用いた事業アイデアのブレインストーミング
アイデアの絞り込み
市場分析・内部環境分析

3 事業に必要なヒト・モノの洗い出し

ビジネスの実現に関わる「ヒト」と「組織」の洗い出し
ビジネスの実現に関わる「モノ」の洗い出し

4 登場するヒトやモノの関係性

ヒトとモノのグルーピング
登場人物同士の関係性の整理

5 サービスの流れと提供価値

ビジネスの実現に必要なプロダクト
サービスの流れ
関わる人が得るメリット

6 実現に必要な活動・リソースとマネタイズ

ビジネスの具体化に必要なアクション
使えるリソース
課金方法

7 競合優位性

競合他社と比較したサービスの優位性

8 検討内容まとめ

検討内容のまとめ
事業企画書作成準備

9 プロトタイピング

ストーリーボードの作成
機能の洗い出し、画面フロー設計
プロトタイプ作成

10 新規事業企画書の作成

成長ストーリーの検討・整理
事業企画書の清書

11 事業アイデアの発表

発表
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TIS / プロジェクト管理 / 生成AI / ワークショップ / コンサルティング / PoC

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