[新製品・サービス]
問い合わせ管理「PKSHA FAQ」にAISEO機能を追加、外部のAIが自社情報を正確に参照するように設定
2026年3月5日(木)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
PKSHA Technologyは2026年3月3日、FAQ/問い合わせ管理クラウドサービス「PKSHA FAQ」に、外部AIシステムからの検索を最適化するAISEO機能「FAQ構造化データ出力機能」を追加した。外部の生成AIが企業の公式FAQを正確な情報源として参照できるよう、FAQをSchema.org形式の構造化データに整形して出力する。FAQを単なるサポート情報から、AI時代における企業の「信頼できる公式情報源」へと進化させるとしている。
PKSHA Technologyの「PKSHA FAQ」は、企業のサポートサイトや社内問い合わせサイトにFAQ(よくある問い合わせと回答)機能を追加するクラウドサービスである。FAQの作成・公開と、ユーザーによる検索・閲覧の両機能を提供し、これらを用いてFAQを整備することで、問い合わせに対する自己解決率が向上する。
図1:FAQ/問い合わせシステム「PKSHA FAQ」に追加した、外部AIシステムからの検索を最適化する「FAQ構造化データ出力機能」の概要(出典:PKSHA Technology)拡大画像表示
今回追加した「FAQ構造化データ出力機能」は、AISEO(AI検索最適化)を実現する機能である。外部の生成AIが企業の公式FAQを正確な情報源として参照できるよう、FAQをSchema.org形式の構造化データに整形して出力する(図1)。専門知識を持たない担当者でも管理画面から設定を行うだけで、ページ内のどの部分が「質問」で、どこが「公式な回答」であるかをAIが正確に判別できるようになる。
次のような課題をとらえて新機能を提供する。「AI検索の普及により、企業FAQへのアクセスは急増している。しかし、参照数が増えても公式情報が引用されるとはかぎらない。AIは効率を重視し、『質問と回答』がセットになった構造化データを好むため、未対応の公式サイトよりも、古いコンテンツや非公式な情報を優先的に引用するケースがある。AIを介して顧客に伝わる情報の正確性や信頼性を担保できないリスクが生じている」(PKSHA Technology)。実際、PKSHA FAQの導入企業約500社に対するAIからの参照数は2025年9月から急増し、同年12月には9月比2.5倍超の1億5000万件を突破、現在も増え続けているという。
同社はAISEO機能を、FAQを単なるサポート情報から、AI時代における企業の信頼できる公式情報源へと進化させるものと説明する。AISEOを講じて、FAQデータをAI向けに整備することで、AI検索時に自社FAQが優先的に参照される状態を実現し、ブランド毀損を防ぐと共に顧客満足度の向上につなげられるとしている。
今後の機能拡充として、AIが理解しやすいコンテンツ作成の支援機能や、情報の鮮度を維持するために更新が必要なFAQを抽出する機能などの追加を検討し、AI SEO対策を順次強化していく。
また、2026年2月より提供の「PKSHA FAQ Assistant」とも連携し、FAQをカスタマーサポートにおける情報にとどめず、あらゆる生成AIが積極的に活用する、企業の「SSOT(Single Source of Truth:信頼できる唯一の情報源)」へと進化させていくという。
PKSHA Technology / FAQ / SEO / Webサイト
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