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SMBC日興証券、OutSystemsによるローコード開発で16件の社内アプリを内製、開発期間は5割減

2026年3月23日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SMBC日興証券(本社:東京都千代田区)は、社内システムの自社開発を効率化するため、ローコード開発ツール「OutSystems」を採用した。開発期間短縮と開発能力の強化を図っている。現在、OutSystemsで開発した16件のアプリケーションをグループ全体約1万人の社員が利用している。OutSystemsジャパンが2026年3月23日に発表した。

 SMBC日興証券は、個人・法人向けの資産運用コンサルティングや株式・債券の引受業務などを提供する総合証券会社である。102の国内営業拠点と10超の海外関連拠点を展開している。今回、社内システムの自社開発を効率化するため、ローコード開発ツール「OutSystems」を採用した。

 現在、同社はIaaSと自社データセンターでOutSystemsを利用している。銀行と証券の口座情報を一元的に可視化するシステムをはじめ、16件の社内アプリケーションをグループ全体約1万人の社員が活用している。

 OutSystemsにより、要件定義段階からプロトタイプを作って開発とテストを反復的に繰り返す開発アプローチを実現。従来のウォーターフォール型開発と比べて開発期間を最大50%短縮できた。また、最小限のインフラ構築で開発に着手できるため、開発者の負荷が減った。ビジュアル開発により設計書を作成する手間も減った。

 同社は従来、システム開発に外部委託を活用してきた。外部の専門性を活用できる一方、委託にともなうコストバランスの難しさや、ノウハウが社内に蓄積されにくいことが課題だった。

 これに対してOutSystemsは、未経験者でも開発できるため内製化が可能である。同社においても、当初はシステム部門内で始まった内製開発が、現在では事業部門のITチームにも広がった。開発者はパートナ企業を含めて当初の5人から20人へと増えた。

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