[事例ニュース]
日本軽金属、クラウド型ワークフローで品質保証業務を電子化、ボトルネック可視化で対応遅延を解消
2026年3月24日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
日本軽金属(本社:東京都港区)は、クラウド型ワークフローシステム「Questetra BPM Suite」を導入した。蒲原電材センターの品質保証グループにおいて、それまで紙やメールに依存していた業務プロセスを電子化し、進捗をリアルタイムに把握できる環境を整備した。現在までに、苦情対応や図面登録など約20件のアプリケーションを構築している。クエステトラが2026年3月24日に発表した。
日本軽金属 蒲原電材センターの品質保証グループは、品質保証体制の管理、検査成績表の発行、顧客からの苦情・クレーム対応などの業務を行っている。各業務で報告を受けた問題について、生産グループや技術グループなど他の部門と連携しながら改善を推進している。
従来は紙やメールでのやり取りが中心だったため、「どの業務が、どこで、なぜ止まっているか」が外部から見えにくく、対応の遅延を招いていた。また、2重入力や転記といった非効率な作業も現場の負担だった。
業務改革を進める中、業務プロセスを可視化できるツールとして、クラウド型のワークフローシステム「Questetra BPM Suite」を導入した。業務の可視化だけでなく、現場担当者がノーコードでアプリケーションを設計・運用できることを評価した(関連記事:ワークフロー新版「Questetra BPM Suite 17.0.1」、AIエージェント機能を追加)。
画面1:日本軽金属が構築した不具合連絡アプリケーションのワークフロー図(出典:クエステトラ)拡大画像表示
「出退勤報告」からスモールスタートし、現在は「不具合連絡」(画面1)、「校正管理」、「図面登録」など約20件のアプリケーションを作成して試運転などを行っており、このうち約10件を実際に運用している。今後は対象業務を拡大し、品質保証業務の中核的な仕組みへと発展させていく予定である。
BPMSの導入効果として、業務状況の可視化によってボトルネックが明らかになり、適切なフォローが可能になった。業務の電子化によって転記作業や承認手続きが簡素化するなど業務効率も向上した。アカウントを持たないメンバーからもWebフォーム経由で情報を収集することで、現場改善の議論も活発化した。
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