NTTソフトウェアは2009年7月28日、「OpenID方式」に対応し、Webサイト運営事業者における認証連携時の構築費用と構築期間を大幅に削減可能な認証連携ソリューション「TrustBind/Federation Manager(トラストバインド/フェデレーションマネージャー)1.2」を9月30日より販売開始すると発表した。
同社によれば、Webサイトの増加に伴ってID・パスワードの管理が複雑さを増し、Webサイト事業者の管理コストが増大しているが、それを解決する手段として、Webサイト同士が認証連携する「シングルサインオン」の採用が進んでいる。シングルサインオンを実現する方式としては、以下の2種類が世界的な主流となっている。
(1)SAML2.0方式
標準化団体のOASIS標準として採用されている認証連携方式。ID連携に基づく匿名性の確保を特徴とし、公共分野や企業向けサイトに採用されている。
(2)OpenID方式
OpenID Foundationにより公開されている認証連携方式で、世界中で一意のID(OpenID)に基づくもの。主にコンシューマ向けサイトに広く採用されている。
従来のTrustBind/Federation Managerは、SAML2.0方式のみに対応してきたが、近年採用するWebサイト数が増えているOpenID方式に対応して今回、新バージョンの製品をリリースするとのこと。なお、同社による新バージョンの特徴は以下のとおり。
1. 従来のSAML2.0方式に加え、OpenID方式にも対応
認証連携プロトコルとしてOpenID方式にも対応したことで、国内でも急速に普及が進むOpenID対応サイトとの認証連携が可能になる。
2. OpenIDとSAML2.0の両プロトコルの同時利用が可能
別方式であるSAML2.0とOpenIDを同時に利用することができるため、構築コストの重複を避けることができる。
3. OpenIDの導入に必要な期間とコストを削減
同社ではSAML2.0方式によるNTTグループ内の大規模ポータルサイトへの導入をはじめ、多数の認証連携の導入実績を有していることから、そのノウハウをOpenID方式にも活用し、短期間かつ低コストで既存のWebサイトをOpenID方式に対応させることが可能。
4. 導入から運用までトータルなサポートを提供
OpenIDの導入における初期検討段階から導入後の運用段階までを含め、同社による一貫したサポートを受けることができる。同ソリューションはすべての開発作業/サポート業務を国内で行っており、システムに関する各種作業が発生した際にも国内での迅速な対応が可能とのこと。
なお、初期導入に関する参考販売価格は以下のとおり。
- OpenID認証サイト(OP)側の導入初期コストは200万円~
- OpenIDサービスサイト(RP)側の導入初期コストは100万円~
導入にかかる期間は最短で1カ月程度。同社では、今後3年間で10億円の売り上げを目指す。
「TrustBind/Federation Manager1.2」の製品詳細
http://www.ntts.co.jp/products/trustbind/index.html
NTTソフトウェア株式会社
http://www.ntts.co.jp/
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