ヴイエムウェアは2009年10月20日、VMware製品で仮想化されたデータセンタ環境に対して包括的なキャパシティ管理を可能にするソリューション「VMware vCenter CapacityIQ」をVMware vCenter製品ファミリの新製品として販売開始したことを発表した。本ソリューションは、IT管理者が必要とするキャパシティ情報を可視化するとともに、動的な仮想環境におけるインフラの最適化を可能にする。また、リソースの未使用率/使用率情報の提供、必要容量の予測、将来的な必要容量の見通し分析など、過去、現在、および将来のインフラのキャパシティに関する必要情報を提供する業界初の製品である。
VMware vCenter CapacityIQを使用することで、インフラの浪費解消、運用時のオーバーヘッド削減、停止、故障、災害などによるシステム障害といった業務上のリスクを最小化できる。また、複数のリソースのプロアクティブな監視、変化による影響の分析、消費パターンに基づいた将来的なリソースニーズの予測などが可能である。
VMware vCenter CapacityIQは、サーバアプリケーションや仮想デスクトップへの対応など、費用対効果に優れた仮想インフラの増強を考える顧客に次のような効果を実現する。
- 未使用リソースを再利用してコストを削減
リソースの使用パターンをプロアクティブに分析し、過度にプロビジョニングされている仮想マシンのリストを自動的に生成する。この情報に基づき、仮想インフラの管理者はリソースを追加購入するのではなく、未使用のリソースを再利用できる。 - 必要となるキャパシティ変化の影響をモデル化してリスクを軽減
システム容量または新規アプリケーションの追加といった計画的な変更や、予期せぬ停止、故障、または災害によるシステム障害などの影響をプロアクティブにモデル化することで、潜在的な業務やサービスの停止を回避できるようにする。 - 適時に適切なキャパシティ予測情報を提供
動的なVMware仮想環境の状態を把握し、それらの情報から将来的なリソースニーズを予測できるようにする。この結果、必要なサービスレベルが達成可能なキャパシティを常に維持することができる。
「VMware vCenter CapacityIQ」の市場予想価格は、1CPU当たり12万4000円(ただしサポートおよびサポートサブスクリプションは含まない)。
VMware vCenter CapacityIQ
http://www.vmware.com/products/vcenter-capacityiq/
ヴイエムウェア
http://www.vmware.com/jp
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



