WAN高速化装置を手がける米リバーベッドテクノロジー(Riverbed Technology)の日本法人は2010年3月10日、キャッシュ用ストレージにSSDを採用した最上位機種「Riverbed Steelhead 7050」2モデルを発表した。2010年3月中旬に出荷する。参考価格は、下位モデル「L」が2500万円(税別)程度、上位モデル「M」が3300万円(税別)程度。
Steelheadは、WAN高速化装置である。遅延が大きいために本来であればデータ転送効率が悪いWAN回線を、LAN並みに快適に使えるようにする。用途は、データセンター間のデータレプリケーションや、業務データへの遠隔アクセスなど。TCPコネクション集約やデータのキャッシュ/圧縮、ファイル共有など特定アプリケーション向けのラウンドトリップ抑制といった機能を組み合わせる。
今回発表したSteelhead 7050は、最上位機種となる。同機種だけが永続データ・キャッシュ用のストレージとしてSSDを採用する。同機種の下位モデルは、従来の最上位機種「Steelhead 6050」と比べて、スループットが3倍強(310Mビット/秒から1Gビット/秒へ向上)、価格が約1.7倍になっている。
Steelhead 7050の主なスペックは以下のとおり。
(1)上位モデル「Steelhead 7050 M」の場合、キャッシュ用ストレージがSSD 160Gバイト×28基(4.4Tバイト)、ネットワーク・ポートが最大構成で10GBASE-SR×4基、性能は、TCPコネクション10万同時接続、スループット1Gビット/秒。筐体は高さ3U大。
(2)下位モデル「Steelhead 7050 L」の場合、キャッシュ用ストレージがSSD 160Gバイト×14基(2.2Tバイト)、ネットワーク・ポートが最大構成で10GBASE-SR×4基、性能は、TCPコネクション7万5000同時接続、スループット1Gビット/秒。筐体は高さ3U大。

写真1:Steelhead 7050の外観
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