全体最適の意識が薄かった 長期的視点の利益追求で今後はBPMが不可欠に 日本においてなぜ、BPMは広がらないのか。そもそも必要性がないのか。最前線の場でBPMの意義を訴え続けてきたベンダー4社の担当者が、これまでの国内ユーザーの状況を振り返りながら語る。(進行は本誌編集長の田口 潤)写真:的野 弘路

- 渡辺 隆氏
- 日本アイ・ビー・エム ソフトウェア事業 SWブランド&チャネル・マーケティング WebSphereマーケティング・マネージャー
- 国内ベンダーでデータモデリングやOracle周辺ツールのマーケティングに従事した後、 2000年より日本ラショナルソフトウェアのマーケティングを担当。UMLやRUP、構成管理の普及に務める。Rational社のIBMへの合併を経て、現在は、BPMやSOAのマーケティングを担当している

- 力 正俊氏
- パワード プロセス コンサルティング 社長
- 国内ベンダーにおいてロジスティクスシステム導入に従事。SAPジャパンを経て1999年10月にIDSシェアー・ジャパンに入社し、2004年から社長を務めた。2008年7月にパワード プロセス コンサルティングを設立。2008年から、独jCOM1社の日本総代理店として、BPMツール「jCOM1」を展開中

- 高野 忍氏
- ソフトウェア・エー・ジー 第1営業本部 システムエンジニアリング マネージャー
- 大手製造業や通信会社に勤務し、多くのプロジェクトにマネージャーとして参画。 2006年8月、ウェブメソッド(現ソフトウェア・エー・ジー)に入社。ユーザー時代の経験を生かし、顧客視点からEAIやSOA、BPMの提案、実装を支援。現在、システムエンジニアリング部門を統括している

- 神沢 正氏
- SAPジャパン ビジネスユーザー&プラットフォーム事業本部 プラットフォーム営業部 部長
- 外資系ベンダーにおいてSOA/ ミドルウェア事業を担当した後、2008年4月にSAPジャパンに入社。SAP ERPを中心とするオンプレミス型アプリケーションや、オンデマンド/オンデバイス領域を横断するプラットフォームの営業・事業開発を担当。現在、SAPのBMP戦略立案や提案活動に携わっている
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