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[アプリケーション基盤の新標準~真の“クラウド対応”に求められる要件を探る~]
アプリケーション基盤の進化形「クラウドアプリケーションプラットフォーム」の姿に迫る
2012年8月3日(金)
〜真の“クラウド対応”は、リソース消費を極限まで最小化した軽量かつ高速なアプリケーション基盤から始まる〜 さらなるスピードと柔軟性が求められるこれからのビジネスにおいて、ITリソースをより効率的に活用できるクラウドが不可欠であることは言うまでもない。しかしながら、今日の企業が利用しているアプリケーション基盤は、必ずしもこのクラウド時代にマッチしていないことにお気付きだろうか。本稿では、その理由を明らかにするとともに、今後のアプリケーション基盤が進むべき道筋として、「クラウドアプリケーションプラットフォーム」への進化を展望する。
クラウドを、ビジネスの競争力の源泉に
以上のようなレッドハットのクラウド戦略と各製品の進化を見渡すと、それがレッドハットが歩んできた路線をさらに前進させたものであることがわかる。
かつて企業がLinuxを利用する場合の用途は、Web/メールサーバーやファイルサーバーなどにのみ限定されていた。しかし同社は2002年にRed Hat Enterprise Linux(RHEL)をリリースすることで、Linuxをそれまでのように単なるオープンソースソフトウェアのOSではなく、エンタープライズ利用に耐えうるOSに進化させた。
さらに2009年には、クラウドプロバイダー向けの認定プログラムの提供を開始するなど、RHELをクラウドサービスに適用するためのさまざまな支援を展開してきた。これにより、エンタープライズOSをクラウドでも気軽に利用できるようになった。
そして今回リリースされたJBoss EAP6やOpenShift Enterprise PaaSの戦略発表によって、企業のアプリケーション基盤を真のクラウドアプリケーションプラットフォームにまで進化させたのである。もはや、これまでの重量級アプリケーションサーバーは、オープンなレガシー基盤になりつつある。
これからの企業経営には、ますます激化するグローバル競争への対応が求められる。そこでは、より迅速な意思決定と柔軟な対応が必須となる。それらを実現して企業が競争力を維持するためには、当然のことながら効果的なITの活用が欠かせない。スピードとスケーラビリティを備えたIT環境であるクラウドに注目が集まる理由もここにある。企業がクラウドを本格的にビジネスに生かそうとするとき、JBoss EAP6をはじめとした、レッドハットが提供する数々のクラウドソリューションが、力強い支柱となるに違いない。