IDC Japanは2014年5月19日、x86サーバーの保守に関する調査結果を発表した。x86サーバーを導入した企業に対し、障害発生時のベンダー対応状況などを聞いた。
サーバーを運用開始した直後に発生した障害に対するベンダー対応の満足度を聞いた(図1)。「満足」と答えた企業は12.3%で、「ほぼ満足」(35.2%)を合わせると、47.5%が満足していた。
図1:サーバー運用開始後に発生した障害に対するベンダー対応の満足度(出典:IDC Japan)拡大画像表示
同様の調査を2012年に実施したとき、「満足」(8.9%)と「ほぼ満足」(41.1%)を合わせた割合は50.0%だった。2年前と比べて満足度は2.5%減少している。
「不満」「やや不満」と答えた割合は、2012年は14.4%だったのに対し、2014年は19.8%と5.4%増加している。
もっとも多く発生した障害要因は何か。2014年調査時は「アプリケーションなどの障害」が37.0%を占めた。2012年調査時は「ハードウェアの障害」が43.8%で一番多かった(図2)。
図2:サーバー運用開始後に発生した障害要因(出典:IDC Japan)拡大画像表示
サーバー仮想化やサーバー統合に伴い、1台の物理サーバーで多くのアプリケーションを実行するようになったことが、アプリケーションの障害が増加している要因の1つと考えられる。
なお、サーバーを運用、保守、管理する情報システム要員が増えたと答えた割合は、2012年調査時より3.2%増えている。一方で、管理対象となるサーバー台数が増えたと答えた割合は、2012年調査時より6.3%減少した。
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