データ分析は高度化を続けている。過去に起こった出来事を把握し、その原因を分析するのはもちろん、最近ではビッグデータを分析し、将来予測につなげる企業も登場した。ガートナーは、さらに次のステージが到来すると予測する。人間に代わって意思決定を下す「処方的アナリティクス」がそれだ。ガートナーのリサーチ部門 リサーチディレクターのリサ・カート氏に聞いた。
データ分析の最終フェーズ「処方的アナリティクス」とは?
ガートナー リサーチディレクターのリサ・カート氏
―処方的アナリティクス(Prescriptive Analytics)の重要性を訴えている。どんな概念か教えてほしい。
処方的アナリティクスは、「何をすべきか?」を知るためのアナリティクスだ。ロジックと数学を使って、データから次に採るべきアクションを導く。 過去のアナリティクスとの違いは、意思決定を直接的に支援する点だ。
過去のアナリティクス手法を振り返ると、大きく3つに分類できる。過去に何が起きたかを明らかにする「記述的アナリティクス」(Descriptive Analytics)、その原因を探る「診断的アナリティクス」(Diagnostic Analytics)、そして、将来を見通す「予測的アナリティクス」(Predictive Analytics)だ。
記述的から診断的、予測的と進むにつれ、アナリティクスは意思決定に必要な材料をより多く提供するようになった。当然、「過去にこうだった」という情報よりも、「将来こうなる」という情報の方が意思決定の参考になる。
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