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次代のクラウド基盤を支えるOpenStack
ユーザー企業にとっての価値を腑に落とす
2014年12月19日(金)
OpenStackの最新情報を発信する大型イベントが2015年2月に東京で開催される。ワールドワイドで本格普及期に差し掛かったのを受け、より実践志向のノウハウや、使い手にとっての価値を訴求することに主眼を置く。実行委員のメンバーに趣旨や見どころを聞いた。
パブリック、あるいはプライベートのクラウド基盤を構築するためのOSS(オープンソースソフトウェア)として、昨今にわかに注目を集めるOpenStack。グローバル規模のコミュニティに支えられながら機能のブラッシュアップに磨きがかかり、今や“世界標準”に目されると共に、革新的なビジネス展開の基盤として活用を本格化させる事例も続々と出始めている。
そんなOpenStackに関する最新情報を一堂に会して発信する大規模なイベントが東京で開催される。「OpenStack Days Tokyo 2015」がそれで、今回が第3回めとなる。会期は2015年2月3日(火)~4日(水)の2日間。会場は、東京都品川区のグランドプリンスホテル高輪である。
本イベントを企画し主催するのは、OpenStackの普及促進に力を注ぐ、日本OpenStackユーザ会(JOSUG)だ。OpanStackのプロジェクトが米国で始動したのは2010年のこと。2012年には、非営利団体OpenStack foundation(OSF)に開発やライセンスの管理が移管され、多くの企業や団体の指示を得ることで成長してきた。その将来性に早期から目を付け、日本国内での啓蒙や人材育成の必要性を感じて有志が2010年に立ち上げたのがJOSUGである。
OpenStackに関わる情報発信や勉強会の開催など、テクノロジー寄りの活動を基軸とするJOSUG。もっとも、2年ほど前から、米国を中心にOpenStackをベースとするビジネスが本格化する動きが顕著となり、「よりビジネスにフォーカスした情報発信の場が不可欠という思いを強くして、OpenStack Daysを企画・開催することになった」。こう話すのは、JOSUGの会長を務める中島倫明氏(伊藤忠テクノソリューションズ クラウド事業推進本部)である。
ユーザ会の中にOpenStack Daysの実行委員会を組織し、イベントの企画・運営を具体的アクションに落とし込んでいった。当初から関わり、今回も実行委員長の重責を担っているのが長谷川章博氏(ビットアイル総合研究所 所長)だ。
回を重ねるごとにOpenStack Daysへの参加者が増えている。第3回は2000人規模を想定する2013年の第1回はワンデイ開催ながら600人以上が参加。続く2014年の第2回は会期を2日に拡大し、1200人前後が会場に足を運んだ。「年々、知名度や期待値が上がっており、第3回については2000人規模の来場を想定している」と長谷川氏。
OpenStackに関連するイベントとしては、“本家”のOSFが主催するグローバルイベント「OpenStack Summit」が広く知られている。年2回の頻度で行われ、うち1回を北米で、もう1回を世界各地で開催するのが通例だ。2014年11月にパリで開かれたSummitには各国から5000人近くが参加し、大いに盛り上がったことが各メディアで報じられたのは記憶に新しい。
実は、2015年10月には東京でOpenStack Summitが開催されることが決まっている。「OpenStack Days Tokyo 2015は、秋のグローバルイベントへのステップとも位置付けられる。OpenStackに関する広くて深い情報を集中して得られる機会に2度も恵まれる2015年は、日本企業にとって意義深い1年となる」(長谷川氏)。
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