NTTデータは2017年9月21日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「WinActor(ウィンアクター)」を高機能化するソフトとして、複数のソフトウェアロボットや動作シナリオを一元的に管理・統制できる、上位の管理ロボットソフトを開発したと発表した。管理ロボに作業を設定するだけで、多数のロボットを使って複数の作業シナリオを並行処理できる。価格は個別見積もり。
前提となるWinActorは、NTTアドバンステクノロジが開発し、NTTデータが販売している、国産のRPAソフトである。Windows上で動作するアプリケーションの操作を動作シナリオとして記録し、人に代わって自動で実行できる。累計300社以上に提供しているという。
図1:WinActorの管理ロボの概要(出典:NTTデータ)拡大画像表示
2017年9月29日には、大規模ユーザーの需要に応える形で、Windows Server 2016で動作するサーバーOS版の提供を開始する。これに合わせてNTTデータでは、WinActorを高機能化するソフトとして、WinActorの管理ロボを開発した。
管理ロボは、ロボット(WinActor)とロボットの動作シナリオをサーバー上で一元的に管理・統制する上位ロボットである。管理ロボに作業を設定するだけで、多数のロボットを使って複数の作業シナリオを並行処理できる。ロボットを追加して処理能力を向上させることも容易である。
管理ロボは、サーバー上にある個々のロボットの状態を監視し、待機中のロボットに業務シナリオを割り振る。実行完了/異常終了などのステータスを検知し、実行スケジュールを管理する。ユーザーは、管理ロボをチェックするだけで、多数のロボットの動作状況を管理できる。管理ロボがロボット全体に作業を最適に割り振るため、ロボットのライセンス数の節約にもつながる。
業務シナリオやライブラリ群をサーバー上で一元管理できる。これにより、業務シナリオに異常があるかどうかをチェックできるほか、業務シナリオの改ざんを防できる。また、業務シナリオやライブラリを全社で共有することによって、シナリオを効率よく活用できるようになる。
BPM(業務プロセス管理)ソフトなどと連携させることもできる。例えば、指定したプロセスに至った際に管理ロボを呼び出して業務を自動実行し、この結果を踏まえて次のプロセスに進む、といった連携ができる。
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