伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のグループ会社でITシステムの保守サポートや運用サービスを提供するシーティーシー・テクノロジーは2018年2月22日、研修コース「Pythonによる機械学習/ディープラーニング入門」を3月から開始すると発表した。
プログラミング言語のPythonは、数値演算のための豊富なライブラリを備えており、機械学習/深層学習の分野で使われている。今回の研修では、グリッドが開発した機械学習/深層学習フレームワーク「ReNom」(リノーム)を用いたハンズオン形式の研修によって、Python言語を使った機械学習/深層学習の技術を習得できる。
研修環境は、OSがLinux、プログラミング言語がPython、開発環境(コーディング環境)がJupyter Notebookである。前提として、Python言語についての基本文法の知識を持っていることが必要である。
研修期間は2日間で、研修費用(税込み)は16万2000円。
開催予定日 | 会場 |
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03月28日(水)~03月29日(木) | 駒沢 |
04月24日(火)~04月25日(水) | 駒沢 |
07月17日(火)~07月18日(水) | 秋葉原 |
08月20日(月)~08月21日(火) | 秋葉原 |
09月10日(月)~09月11日(火) | 駒沢 |
09月25日(火)~09月26日(水) | 駒沢 |
研修内容は、以下の通り。
- 機械学習/ディープラーニング概論
- 機械学習の体系
- ディープラーニングの利用シーン
- 学習プロセスの詳細
- AIフレームワークの説明(ReNom)
- ReNomについて
- TDA(Topological Data Analysis)
- ReNomと他のAIフレームワークとの比較
- ニューラルネットワークモデル構築の流れ
- データの前処理
- データの特徴を確認
- ネットワークモデルの定義
- 学習
- 評価
- AIフレームワーク(ReNom)のインストール
- システム構成
- ReNomインストール内容と手順
- データの前処理
- ハンズオン(1) 学習データの作成(NumPy/pandas)
- ネットワークモデルの定義
- ハンズオン(2) 全結合ニューラルネットワークにおけるDropout
- 学習
- ハンズオン(3) 学習モード/推論モードの切替
- ハンズオン(4) ハイパーパラメータ探索
- ハンズオン(5) Auto Encoder
- 実践
- ハンズオン(6) 重みパラメータの保存と読み込み
- ハンズオン(7) 年収分類