米UiPathの日本法人は2019年4月15日、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「UiPath」の管理サーバーを簡単に構築できるようにする設定テンプレート「UiPath Orchestrator (WebApp with SQL)」を発表、同日提供を開始した。クラウドサービスのMicrosoft Azure上に、Azureに備わる仕組みを利用して管理サーバーの環境を構築する。
UiPathが今回国内で提供を開始したのは、RPAソフトのUiPathで作成したロボットを一元的に管理するためのサーバーソフトウェア「UiPath Orchestrator」。ロボットの稼働状況を監視したり、実行ログを分析したりできる。
UiPath Orchestratorを使わない場合、ロボットが稼働している端末が増えると、プログラム更新時のアップデートに時間と手間がかかる。UiPathでは、10台以上のロボットを管理する場合は、UiPath Orchestratorの導入を推奨している。
今回、管理サーバーを簡単に構築できる仕組みを用意した。設定テンプレートによってMicrosoft Azure上でのサーバー環境の構築を自動化する仕組みであるARM(Azure Resource Manager)機能を活用して、管理サーバーをAzure上に構築する。このためのテンプレートを用意した。
提供するテンプレートを使えば、手順書に沿っていくつかのパラメータ設定を行うだけで、環境を構築できるとしている。本番環境だけでなく、開発環境や検証環境向けのサーバー構成も容易に行えるとしている。
テンプレートを活用した管理サーバーの導入手順をまとめた資料「Azure環境 UiPath Orchestrator シングル構成 構築手順書」も併せて提供する(画面1)。同資料は、管理サーバーのインストール手順や導入後のTIPSをまとめて提供する。
画面1:「Azure環境 UiPath Orchestrator シングル構成 構築手順書」のWebページ画面(出典:UiPath)拡大画像表示
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