エクストリームネットワークス(Extreme Networks)日本法人は2019年6月11日、目的に合わせてネットワーク機器、ソフトウェア、サービスを組み合わせたパッケージ製品群「Extreme Elements」を発表した。セキュリティ用途では、異常な通信をAIで検知するセキュリティ機能「ExtremeAI Security」や、IoTデバイスを安全に使うためのアクセス仲介ゲートウェイ「Defender for IoT」などを用意した。2019年6月11日から順次提供を開始した。
自身でセキュリティ機能を持たないIoTデバイスを安全にネットワークにつなぐための製品が、Defender for IoTである(図1)。小型デバイスまたは仮想環境に導入する仮想アプライアンスの形で提供する。IoTデバイスの手前に設置して使う。
図1:Defender for IoTの概要(出典:エクストリームネットワークス)拡大画像表示
Defender for IoTを使えば、IoTデバイスへの通信を監視して可視化できるほか、IoTデバイスをネットワーク経由で管理できる。異常が発生した場合は、Defender for IoTをシャットダウンすることで、IoTデバイスをネットワークから切り離せる。
写真1:新機能群について説明する、米Extreme NetworksでCompetitive Intelligence部門のDirectorを務めるPerry Correll氏拡大画像表示
ネットワークのセキュリティを高める機能の1つが、異常な通信をAIで検知するExtremeAI Securityである。ネットワークを常時監視することによって平常時のベースラインを構築し、ベースラインから外れた通信や予想に反する通信を異常な通信として検知し、アラートを出す。同機能は、2019年10月から提供する。
無線LANの運用を支援する機能群も提供する。例えば、Smart OmniEdgeは、無線LAN環境を学習して可視化する。今いるフロアの上のフロアに異なるネットワークがあるといった情報や、どのようなデバイスが無線LANネットワークを使っているのか、といった情報が分かる。
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