センシニクスは2019年7月1日、水位監視やドア開閉監視などに活用できるIoTパッケージ「AirMetry LTE-M 接点タイプ」を発表した。価格(税別)は、月額3000円からで、クラウドサービス利用料とeSIM通信料を含む。接点監視端末はオープン。
AirMetry LTE-Mシリーズは、3G/LTE通信機能を備えたIoTセンサーシステム「AirMetry」シリーズをベースとしつつ、省電力・遠距離通信規格の1つであるLTE-Mで通信できるようにしたIoTパッケージ製品である。
画面1:AirMetry LTE-M 接点タイプのWebアプリケーション画面(出典:センシニクス)
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今回用意した「接点タイプ」は、接点監視向けのパッケージである。防災(冠水検知)、産業・製造(タンク水位監視)、防犯(ドア開閉監視)、農業(水田水位監視)などのように、接点出力ができるセンサーを監視できる。
センシニクスのIoT基盤「ThingScale」をデータ収集基盤として採用した。REST APIを介して、蓄積したデータを取り出したり、端末を管理したりできる。
標準で監視用のWebアプリケーションが付属する。Webアプリケーションでは、以下の機能を利用できる(画面1)。
- 接点情報(Open/Close、クリックタイプ、バッテリーレベル)の時系列監視
- 接点情報の閾値アラートをメール送信、または外部サーバーへWebhook(HTTP POST)送信