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J:COM、サービスエンジニアのアサインをBRMSで自動化、Red Hat Decision Managerを導入

2019年12月23日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ジュピターテレコム(J:COM)は、宅内工事を担うサービスエンジニアのアサイン業務において、BRMS(ビジネスルール管理システム)ソフトウェア「Red Hat Decision Manager」を導入した。様々な要素をルール化したことで、目視による手直しを介在させずにシステム上でアサイン処理を完結できるようにした。レッドハットが2019年12月23日に発表した。

 ジュピターテレコム(J:COM)において、サービスエンジニアのアサイン業務では、工事内容と担当者のスキルセットや休憩時間、移動距離など、様々な要素を考慮した上で無駄のない訪問ルートを組み立てることが求められる。加えて、交通規制時の迂回ルートの考慮や、契約者からの厳密な訪問時間の要望、作業担当者の指名など、システム側にあらかじめ盛り込むことが難しい要素がある際は、目視による手直しが必要になる。

 今回J:COMは、サービスエンジニアのアサインを担うシステムを刷新し、BRMSソフトウェアの「Red Hat Decision Manager」を導入した。ビジネスロジックを可視化し、様々な要素をルール化し、システム上でアサイン処理を完結可能にした。導入の効果として、システム運用コストが減り、人的な補正作業が減った。

 なお、Red Hat Decision Manager 7は、「if-then」(もし~なら~する)という業務上のルール(業務ロジック)を定義しておき、業務ロジックに基づいた業務判断を自動的に実行する、BRMS(ビジネスルール管理システム)ソフトである。

 BRMSを導入するメリットは、本来であれば業務アプリケーションに組み込んでおかなければならなかった業務ロジックを外部に分離できること。業務ロジックだけを独立してメンテナンスできるので、業務ロジックを変更する際に、アプリケーションを改修しなくて済む。環境変化に強いシステムを実現できる。

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BRMS / Red Hat / JCOM

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