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インテック、データ処理基盤サービス「ARQLID」にETL機能を追加、データクレンジングに利用可能

Hitachi Vantara

2020年2月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インテックは2020年2月27日、ビッグデータ処理技術やAI/IoT技術を用いたデータ活用基盤サービス「ARQLID(アークリッド)」を強化したと発表した。データのクレンジング(整備)などを目的に、データのETL(抽出、変換、登録)機能を提供する新サービス「ETL/h(イーティーエルエイチ)」を追加した。

 インテックの「ARQLID」(アークリッド)は、ビッグデータ処理技術やAI/IoT技術を用いたデータ活用基盤サービスである。収集したデータを活用するためのサービスを商品群(マイクロサービス)として揃えており、これらをユーザーのニーズに合わせて自由に組み合わせて提供する。

図1:データ活用基盤サービス「ARQLID」にETL機能を追加した(出典:インテック)図1:データ活用基盤サービス「ARQLID」にETL機能を追加した(出典:インテック)
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 今回、ARQLIDの基盤上で利用できるETL機能として、ETL/hを追加した(図1)。ARQLID上に蓄積したデータを分析するにあたって事前に必要な、データのクレンジング作業を支援する。具体的には、データごとに異なっているフォーマットを統一したり、データの欠損や不備を補完したりする。

 機能追加の背景について同社は、IoTの発展にともない、多種多様なデータを蓄積できるようになったことを挙げる。「一方で、蓄積した膨大で複雑なデータを分析するためにはクレンジング作業が必要であり、準備に手間と時間がかかるという課題があった」(同社)。

 ETL/hでは、ETLツールとして米Hitachi Vantara(日立ヴァンタラ)の「Pentaho」を利用する。元々は米Pentahoが開発していた製品ラインで、ETLのほかにBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを提供している。2015年に日立製作所の米国子会社である米Hitachi Data Systemsが米Pentahoを買収し、2017年9月に両社を統合して新会社の米Hitachi Vantaraが誕生した。

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