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NEC、メインフレーム小型機の新機種「i-PX7300RX」、クラウドサービス型でも提供

2020年6月25日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2020年6月25日、メインフレーム「ACOSシリーズ」の小型機を刷新し、新機種「i-PX7300RX」を発表した。従来機「i-PX7300GX」の後継に当たり、SSDの採用によってストレージI/O性能を2倍に高めた。小型メインフレームのリソースをクラウド型で利用できる「ACOS-2プラットフォームサービス」も開始する。いずれも2020年9月末から提供する。価格(税別)は、i-PX7300RXが1308万円から、クラウドサービスが月額50万円から。

写真1:i-PX7300RXの外観写真1:i-PX7300RXの外観
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 i-PX7300RXは、NECが製造・販売しているメインフレームの小型機である。CPUは米Intel製を採用しており、OSは小型機用のACOS-2が動作する。従来機(i-PX7300GX)の後継に当たる。新機種では、CPU性能を最大10%高めた。ストレージは、SSDを採用してI/O性能を約2倍に高めた。ドライブ搭載数は、約3倍の20台になった。

 メインフレーム小型機の後継機投入に合わせ、メインフレーム小型機をクラウドサービス型で利用できるサービス(ACOS-2プラットフォームサービス)も用意した。メインフレーム中・大型機については既にクラウドサービス「シェアードACOSサービス」を提供済みだが、今回新たに小型機についてもクラウド型で利用できるようにした。

 なお、NECのメインフレームは、小型機「i-PX7300シリーズ」(OSはACOS-2)と、中型・大型機「i-PX9800シリーズ」(OSはACOS-4)の2つの製品ラインがある(関連記事NECがメインフレームACOS中型機の新モデル、19インチラックに収容可能に)。

中・大型機とオープン環境をWeb APIで連携

 今回さらに、中・大型機(ACOS-4)で稼働している業務資産と、クラウドを始めとするオープン環境とをWeb API(REST API)で連携させる製品群を用意した。これにより、機密性の高い基幹業務データをACOS-4上に保持しつつ、オープン環境のアプリケーションやクラウドサービスと組み合わせて活用しやすくなる。

 連携製品の1つ「WebOTX OLF/TP Connect for Container」は、コンテナ実行環境からACOS-4上のアプリケーションを簡単に呼び出せるようにする製品である。2020年7月3日から提供する。価格は100万円から。

 もう1つの製品「ACOS Access Toolkit REST Web Services Option」は、Web APIを介してACOS-4上のデータに直接アクセスできるようにする製品である。2020年12月中旬から提供する。価格は40万円で、別途、通信ライブラリ「ACOS Access Toolkit」(80万円)が必要。

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