Dropbox Japanは2020年9月30日、Dropboxの機能の一部として利用できる電子署名サービス「HelloSign」を国内で正式に提供すると発表した。文書にハンコを押印するという既存のワークフローを電子署名に置き換えることを狙う。HelloSignは、米Dropboxが2019年に買収した米HelloSignの電子署名サービスである。
HelloSignは、Dropboxの機能の一部として利用できる電子署名サービスである(図1)。Dropbox内で数回マウスをクリックするだけで、署名用のファイルを作成して送信できる。
図1:Dropboxの機能の一部として利用できる電子署名サービス「HelloSign」を開始する(出典:Dropbox Japan)署名の依頼者は、Web画面から署名して欲しいWordファイルなどの文書をアップロードする。次に、署名が必要なフィールドをドラッグ&ドロップで配置する。最後に、署名者のメールアドレスを指定して「署名を依頼」をクリックする。
署名者には、署名用のURLリンクを含んだメールが届く。署名者は、PCまたはモバイル端末から署名用Webページにアクセスして、文書に署名する。
HelloSignには、署名済み文書を表示するダッシュボードがある。署名依頼の進捗を追跡して署名者にリマインダーを送信するといった運用ができる。
署名済みの文書は、暗号化して北米または欧州のいずれかのデータセンターに保存する。文書ごとに、いつ、誰が、どこで(IPアドレス)文書に署名したかを示す、編集不可能な監査証跡が付属する。
Dropboxで使える22の言語でローカライズしている。Webサイトの表示やチュートリアル用ライブラリなどを各国語で閲覧できる。HelloSignのWeb画面、HelloSign API(近日提供予定)、HelloSign for Salesforceなどの複数の手段で署名機能を利用できる。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


