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KDDI、閉域網経由で使う企業向けクラウドストレージ「Zadara Cloud Storage」を発表

2020年10月28日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

KDDIは2020年10月28日、KDDIのデータセンター上に設置した物理ストレージを閉域ネットワーク接続を介して利用可能なクラウドストレージ「Zadara(ザダーラ) Cloud Storage」を発表した。同年11月末から提供する。ブロック/ファイル/オブジェクトの各タイプのストレージをサポートするうえ、業務システムが要求する性能やセキュリティを担保したとしている。ストレージ利用料金(時間あたり課金)と閉域ネットワーク接続料金(月あたり課金)を合わせて月額料金で提供する。クラウドストレージ基盤ソフトウェアの開発会社は米Zadara Storage。

 KDDIの「Zadara Cloud Storage」は、同社データセンター上に設置した物理ストレージを閉域ネットワーク接続を介して利用可能にするクラウドストレージである(図1)。オンプレミスサーバーのようにSSD/HDDを物理的に専有して利用するため、企業情報システム基準の性能とセキュリティを担保できるとしている。障害・問い合わせ窓口は24時間365日で対応する。

図1:Zadara Cloud Storageの概要(出典:KDDI)図1:Zadara Cloud Storageの概要(出典:KDDI)
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 業務システムなどの汎用用途で一般的に利用するストレージプロトコルを利用できる。オブジェクトストレージ(Amazon S3互換、 OpenStack Swift)だけでなく、ブロックストレージ(iSCSI)やファイルストレージ(NFS、CIFS/SMB)として使える。ストレージ容量は、データ量に応じてオンデマンドに変更可能だ。

 データセンターとの接続は、標準で閉域ネットワークサービスを使う。「KDDI Wide Area Virtual Switch」(WVS)や「KDDI Wide Area Virtual Switch2」(WVS2)と直結している。これらと接続するオンプレミスのサーバーや各種パブリッククラウドとの間で安全にデータをやり取りできる。

 KDDIは、複数のクラウドサービスにデータを分散して保存するのではなく、Zadara Cloud Storageに集約して保存することを提案している。これにより、バックアップや災害対策などのデータ保護をまとめて管理できるとしている。この上で、用途に合わせてデータを他のクラウドサービスに持ち込んで処理する使い方を提案している。

 価格(税別)は、モデルケースとしてRAID 1(ミラーリング)構成でハードディスク容量6TBを利用する場合、ストレージコントローラ「仮想コントローラ200」が1時間あたり63.70円で、1カ月(31日換算)で4万7392円となる。ディスクがSATA 6TB×2本(RAID1)で1時間あたり52円、1カ月(31日換算)で3万8688円。閉域ネットワークのKDDI Wide Area Virtual Switchは月額10万円。これらの合計で月額18万6080円となっている。

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