[市場動向]

As-Is/To-Beはもはや限界、“DXの見取り図”からデジタル基盤を築けるか

IPA「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」設立の背景と目的

2020年10月30日(金)佃 均(ITジャーナリスト)

2020年5月、独立法人情報処理推進機構(IPA)に「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」(DADC)が新設された。闇雲にデジタルトランスフォーメーション(DX)を模索するのでなく、デジタル技術で実現する“見取り図”から逆算して、必要な技術基盤や法制度、人材などの体系を整えていくという。このユニークな取り組みは従前、システム設計・開発の絶対則のように考えられてきた「As-Is/To-Be」の限界を浮き彫りにしたように思えてならない。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
  • 1
  • 2
  • 3
関連キーワード

IPA / デジタルトランスフォーメーション / システム開発 / ビジネスフレームワーク / 経済産業省 / データドリブン経営 / アジャイル / SWOT分析 / 3C分析

関連記事

トピックス

[Sponsored]

As-Is/To-Beはもはや限界、“DXの見取り図”からデジタル基盤を築けるか [ 2/3 ] 2020年5月、独立法人情報処理推進機構(IPA)に「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」(DADC)が新設された。闇雲にデジタルトランスフォーメーション(DX)を模索するのでなく、デジタル技術で実現する“見取り図”から逆算して、必要な技術基盤や法制度、人材などの体系を整えていくという。このユニークな取り組みは従前、システム設計・開発の絶対則のように考えられてきた「As-Is/To-Be」の限界を浮き彫りにしたように思えてならない。

PAGE TOP