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AGCが描く「標準CRM構想」、2018年から全事業部門を対象にSalesforceの導入を推進

2021年2月19日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

AGC(旧社名:旭硝子)は2018年から、全事業部門を対象にSalesforce.comの導入を進めている。複数部署への大規模展開を見据えた「標準CRM構想」を掲げ、CoE(Center of Excellence)の考え方を用いてそれぞれの部署にSalesforce.comを導入している。2021年2月現在、事業部門傘下の6つの事業本部にSalesforce.comを導入済み。プロジェクトを支援しているテラスカイが2020年2月19日に発表した。

 AGCは2018年から、すべての事業部門を対象に、クラウド型CRM(顧客関係管理)アプリケーションであるSalesforce.comの導入を進めている。2021年2月現在、事業部門傘下の6つの事業本部にSalesforce.comを導入済みである。AGCは、Salesforce.com導入の目的として、「顧客エンゲージメント向上のためのスマートセールス」と「スマートマーケティング」の2つを挙げている。

 複数の事業部門にSalesforce.comを導入するにあたって、CRM業務を全事業部門で共通化・標準化する「標準CRM構想」を掲げている。プロジェクトで得た知見やベストプラクティスを他のプロジェクトに適用する役割を持つ仕組み「CoE(Center of Excellence)」の考え方を適用し、システム全体の統率や標準化を図った上で、それぞれの部署への導入を勧めている。

 テラスカイがSalesforce.comの導入を支援している。テラスカイでは、CoEに関する知見を活かし、ガイドライン策定、標準テンプレート作成などの支援のほか、AGCの各事業本部へへのSalesforce.comの導入支援・運用保守も行っている。

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