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AJS、IT人材教育システム「AJS-iCD」を発表、社員のタスク/スキル管理を容易に

IT人材育成体系のiコンピテンシ ディクショナリ(iCD)を活用

2021年7月7日(水)IT Leaders編集部

AJSは2021年7月6日、iコンピテンシ ディクショナリ(iCD)を活用したIT人材育成システム「AJS-iCD」を発表した。企業の業務を可視化して必要なIT人材像を明確にしたうえで、個々の社員のタスクとスキルを把握・管理しながら育成・教育が行えるとしている。料金は、基本利用料(iCD協会が販売、価格は要問い合わせ)とオプション利用料(1人あたり年額1200円、最低利用人数は100人)からなる。

 iコンピテンシ ディクショナリ(iCD)は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定・公開しているIT人材育成体系である。自社の現状(As-Is)把握と成長(To-Be)に必要なタスク(業務)を体系化した「タスクディクショナリ」と、タスクを遂行する際に必要なスキル(能力)を体系化した「スキルディクショナリ」で構成されている(関連記事IT人材育成のキラーソリューション「iコンピテンシ・ディクショナリ」活用ガイド)。

図1:AJS-iCDの機能一覧(出典:AJS)図1:AJS-iCDの機能一覧(出典:AJS)
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 AJSの「AJS-iCD」は、企業におけるiCDの活用をサポートするiCD専用システムである(図1)。他のシステムを併用せずに、単独でiCDを活用できるようになるとしている。AJSが実際に自社の人材育成に活用して得た活動実績と、ここから得た集計ノウハウを機能として実装している。同システムの活用により、iCDに照らした個々の社員のタスク/スキルセットを把握・管理しやすくなるという。

 役割とタスクの設定は容易であることを特徴にしている。「タスクディクショナリ」と「スキルディクショナリ」に、自社業務に必要な能力とレベルを設定する際、iCD協会のワークショップで作成する役割・タスクの設定情報をそのまま適用できる。AJS-iCDの設定ファイルは、ワークショップの中で、iCD協会からアドバイスを得て作成した設定情報と同じ登録形式のExcelファイルである。

 スキルなどのデータの集計/分析機能を備えている。ヒートマップなどのレポート機能に加えて、等級や所属ごとのスキルレベルを確認するなど、さまざまな角度から分析が行える。IPAが以前提供していたシステムでは個人情報が入力できず、社員が回答したデータを出力後に個人情報と突き合わせる必要があった。AJS-iCDでは、個人情報をユーザー項目としてシステムにマスター登録でき、見たい情報の一覧を容易に作成・閲覧できる。毎年収集した個々の社員の回答を経年で確認することも可能である。

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AJS / iCD / IT人材 / 人材育成 / 教育プログラム / iコンピテンシ ディクショナリ / IPA / TISインテックグループ

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