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Oracle Cloud、2022年内にコンテナインスタンス「Container VMs」を追加、ストレージ性能も自動で変更

2022年3月16日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本オラクルは2022年3月16日、パブリッククラウドサービスのOracle Cloudに追加する新機能を発表した。コンピュートはコンテナインスタンスなど3つ、ストレージは性能とコストの自動チューニングなど2つ、ネットワークはCDNなど6つの機能群を新たに追加する。いずれも2022年内に提供を開始する予定である。米Oracleが2022年3月15日に発表したプレスリリースの抄訳として発表した。

 Oracle Cloudは、2022年内にいくつかの新機能を追加する。(1)コンピュートはコンテナインスタンスなど3つ、(2)ストレージは性能とコストの自動チューニング機能など2つ、(3)ネットワークはCDN(コンテンツ配信ネットワーク)など6つの機能群を新たに追加する。

コンテナインスタンス「Container VMs」を追加

 (1)のコンピュートリソースについては、提供するコンピュートリソースのタイプを増やす。ベアメタルと仮想マシンに加えて、新たにコンテナのインスタンス「Container VMs」を用意する(図1)。アプリケーション開発時やテストの用途で1個から数個のコンテナをプロビジョニングして動作させるといったニーズで使える。自前でコンテナ実行環境を構築するよりも手軽に利用できる。

図1:コンピュート関連では、コンテナインスタンスなど3つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)図1:コンピュート関連では、コンテナインスタンスなど3つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)
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 コンピュート関連では、ベアメタルサーバー機のラインアップを増やし、AMD製の新しいCPUを搭載したモデル「AMD E4 Dense Instances」を追加する。NVMe接続のローカルドライブを搭載し、ストレージ性能を高めている。

 VMwareのサーバー仮想化ミドルウェアをベアメタルサーバー上で提供するサービスにも、AMD製CPUを搭載する「Oracle Cloud VMware Solutiin on AMD」を用意する。ホストあたり32/64/128コアを選べるので、より小さなフットプリントから利用を始められる。

要求に応じてストレージ性能を自動で変更する新機能

 (2)のストレージについては、性能を自動でチューニングする機能「Performance-based Block Volume Auto-tuning」を追加する(図2)。高いストレージ性能を要求する場合は、より性能の高いストレージに、高いストレージ性能を要求しない場合は、より性能が低いストレージに、それぞれデータを自動で移動する。これにより、性能とコストのバランスをとる。

図2:ストレージ関連では、性能とコストの自動チューニングなど2つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)図2:ストレージ関連では、性能とコストの自動チューニングなど2つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)
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 ストレージ関連では、ZFSストレージ「High Availability ZFS」も提供する。

Oracle CloudでCDNサービスを提供

 (3)のネットワークについては、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)機能「Content Delivery Network Service」を提供する(図3)。CDN関連ではまた、Oracle Cloudのストレージから第三者のCDNサービスにデータを無料で移動できる機能「CDN Interconnect」を提供する。

図3:ネットワーク関連では、CDNなど6つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)図3:ネットワーク関連では、CDNなど6つの新機能を追加する(出典:日本オラクル)
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 ネットワーク関連では、負荷分散装置を強化し、データキャッシュと圧縮によってHTTPレスポンスを高速化する機能「Web Application Accelerator」を追加する。ネットワーク関連ではまた、データ転送性能に影響を与えることなくパケットキャプチャやパケット解析などが可能になる仮想TAP機能「vTAP」を追加する。アプリケーションのエンドツーエンドでの接続性と経路を可視化する機能「Network Visualizer」も追加する。ネットワーク設定が正しいかどうかが分かる。

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