ジョルダンは2022年1月15日から3月31日にかけて、位置情報を利用した情報提供サービスの実証実験を東京都西新宿エリアで実施した。MaaS(Mobility as a Service)に基づく新しい移動体験の提供に加えて、ヒト・場所・目的がつながるマッチング機能を検証した。同実証実験は、東京都のスマートシティ実証事業の一環として、日本オラクルと共同で実施した。日本オラクルが2022年6月16日に発表した。
乗換案内などのサービスを提供するジョルダンは、2022年1月15日から3月31日にかけて、位置情報を利用した情報提供サービスの実証実験を東京都西新宿エリアで実施した。MaaS(Mobility as a Service)に基づく新しい移動体験の提供に加えて、ヒト・場所・目的がつながるマッチング機能を検証した。同実証実験は、東京都のスマートシティ実証事業の一環として、日本オラクルと共同で実施した。
実証実験では、スマートフォンの位置情報を通じて、さまざまな移動体験の提供を試みた。ユーザーが「乗換案内・西新宿モード」アプリから、西新宿エリア内でのイベント情報や飲食店情報を得ながら、ルート検索、AR(拡張現実)による標識表示、センサーで計測した施設混雑状況、オンライン注文・決済などを行う環境を検証している。実証期間中、延べ2400人のユーザーが同アプリを利用したという(図1)。
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システム基盤の開発に日本オラクルが協力している。ヒト・場所・目的をつなぐマッチング機能を備えたWebアプリケーションを、ローコード開発ツール「Oracle Application Express」で開発。また、個々の困りごとに対する解決策のマッチングをレコメンドするモデルを、マシンラーニング(機械学習)プラットフォーム「OCI Data Science」を使って構築している。
ジョルダンは今後、実証実験の結果を踏まえて、主力サービスである経路検索サービスの機能を強化する。「位置情報と、感情や個人の希望・趣味・趣向といった「コト軸」をかけ合わせ、ヒト・場所・目的をつないだサービスを提供する」(同社)としている。
なお、今回の実証実験「西新宿を賑わいのある街にするための開発・運用実証実験」は、東京都の「令和3年度西新宿エリアにおける5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス(5G等活用サービス)実証事業」における「都市と繋がる、人と街とのコミュニケーション活性化事業」の一環として実施した。
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